R1200RS

2025年6月28日 (土)

2025.06.28 玉置神社・丸山千枚田ツーリング

【プロローグ】

Img_4784  そういえば…4月末、GWの前半に走って以来、家族がこっちに来たり、昔お世話になった人にお会いしたり、もちろん雨だったりで全然走っていないことに気がつきました。

 なのに、今日はもう既に6月最終の土曜日!

 これは走りに行くしかないっ!と関西が梅雨明けした翌日の今日、南の方に向かってツーリングに行くことにしました。

 奈良市内から南に行くにはいくつかの国道がありますが、今回は素直に国道24号→京奈和道→大和高田バイパス→国道168号というルートを使いました。
 それにしても、20年前にはこんなに高速道路・高規格道路ができていなかったことを考えると、やはり20年って大きいんだなぁと思いながら走っていました。

 まぁその分、ナビのマップが…新しいマップの入ったNavigatorⅥを導入して正解でした!

  

  

【道の駅吉野路大塔】

Img_4795  国道168号は、前回通った酷道とはことなり、広めの片側1車線の快走路です。
 そういえば、何となくの感覚なのですが、南北に走る国道は、片側1車線=対面2車線の快走路が多く、東西に走る国道は、対面1車線の酷道が多いような…。

 その国道168号を気持ちよく走っていると、なにやら不思議な形をした建物が。
 道の駅吉野大塔でしたので、休憩して水分を取ります。

 それにしても今日はで家を出るとき(9時頃)には、既に30℃になっていました。
 熱中症にならないように、スポドリで水分と塩分を補給しておきました。

  

  

  

 

【玉置神社】

Img_4816  さて、十津川村に入り、酷道168号林道のような狭い道をしばらく行くと、大きな鳥居が見え、横に駐車場見えてきます。

 ここからさらに徒歩で20分ちょっと「参道」という山道(だって、結構アップダウンあるんですもの)を歩くと、本日の目的地その1である玉置神社があります。

 この玉置神社、かなり古くからの神社で、公式ホームページによると、紀元前37年と記載されており、少なくとも、神武天皇が熊野から明日香向かう途中に通った場所で、熊野・大峰修験の行場となっていたようです。
 もちろん、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として世界遺産登録されています。

 私は、熊野大社には行ったことがあるのですが、この玉置神社は初めてでしたのでワクワクしながらの参拝となるはずでしたが、参道を歩くだけでヘトヘトになってしまいました。う~ん、世界遺産になっている熊野古道(この辺だと小辺路でしょうか)ってこんな道なのでしょうか?運動不足+メタボな私には、かなり辛そうです。

 それでも、雰囲気はすごいモノがあり、参道や社殿の周りの杉などもかなり太いものがあり、その歴史を物語っています。

 参道は世紀の参道と、裏からの簡単ルートの2つあるのですが、行きに正規ルートをとおり、楽をしようと帰りに簡単ルートを通ったのですが…社殿から一気に上り坂になっていましたので、運動不足+この暑さ+バイクウェア(フルメッシ・ュフルプロテクター)とが相まって、熱中症っぽくクラクラっと来てしまいました。

 いやぁ、駐車場までたどり着いて飲んだスポドリの美味しかったこと!
 もうちょっと歩くなりなんなりで、運動不足を少しでも解消しなければと誓いながら、神社を後にしました。

  

  

【熊野大社】

Img_4836  再び林道を下り、国道をすこし走ると、今回の第2の目的地、熊野三山の一つであり、世界遺産の熊野大社があります。

 ただね、まだ玉置神社とか林道とかは良かったんですよ。
 林道下りて国道に出たら、標高差のせいでしょうか、時間のせいでしょうか、暑い暑い!

 当初は、ちゃんとお参りまでする予定でしたが、参道入り口から、あの階段を見て、この暑さの中バイクウエアを着てあの階段を上るのは…死んじゃう!と思ってしまいましたので、また涼しくなったときにやってくることにして、今回はパスしました。

 うん、健康大事だしね………。

  

  

  

 

【丸山千枚田】

Dsc_0911_04  さて、失意の熊野大社を後にしてやって来たのが、今日の最大の目的地である「丸山千枚田」です。

 ここは、「日本の棚田百選」にも選ばれた日本を代表する棚田の一つで、以前から1度は行きたいと思っていた所で、今日、やっとそれが叶いました。

 で、展望台から見た棚田は…圧巻の一言!
 これまでもいくつかの棚田を見に行っていますが、ここまでの棚田は!

 ただ、この棚田、17世紀には2000枚を超える田んぼがあったのですが、平成はじめには530枚まで減ってしまい、そこから、地元住民の方々の想いで、現在の1340枚というところまで復活したとのこと。この迫力は、その棚田を守る、復田するという想いも伝わってくるからなのでしょう。

 うん、これが一面黄金色になったらどんな風景になるのでしょう?
 ぜひ、秋に来ることを固く誓って、棚田を後にしたのでした。

  

  

【エピローグ】

Simg_4890  当初の予定では、棚田の後、2カ所ほど回る予定でした。
 1カ所は、那智の滝を考えていたのですが、棚田でじっくり時間を使ってしまったせいか、拝観時間に間に合わないことが判明!
 このため、那智の滝は、秋に来るときに寄ることに。

 2カ所目は、これは可能であればだったのですが、ちょうど新月期ですので、空模様次第では大台ヶ原に寄って天の川を見て…と考えていたのですが、晴れてはいるのですが、薄めの雲がかなりしっかりかかっている状況が続いており、こちらもあきらめることにしました。まぁ、最低限の機材しか持ってきていませんでしたので、星見は車でしっかり来ることにしましょう。

 ということで、まっすぐ国道169号(全線快走路!)で奈良まで帰ったのですが、家について玄関のところで事件が!
 なんと、ライディングシューズのバックルが壊れていました!
 バックルはピン2本で止まっているのですが、このうち1本が落ちていて、シューズを脱ぐためにバックルを外すと同時に、バックルも外れてしまいました。

 今回は山道を歩いたりとかなり歩く時間もあったので、よくぞ、帰宅まで保ってくれたと、ちょっと感動!
 この子とは10年以上のお付き合いですから、よく保った方かと思います。
 感謝して、お別れすることにしました。

 ということで、ネットでシューズを探しながら、本日のツーリングは幕を閉じたのでした。

  

追記
 上記記事中、暑い中、バイクウェアを着て歩くのが云々という記述が出てきます。

 脱いで、バイクに置いておけば?ボックスに入れておけば?という声が聞こえてきそうなのですが、ウエアには、カギだったり携帯だったりGPSロガーだったり、財布だったりを、D管を使ってぶら下げています。
 このため、それら全てを外して持ち歩くというのが現実的でないのと、何より、背中のCE規格のプロテクターのお陰で、パニアに入らないんですよね。
 結果、暑くても着たまま歩き回ることになってしまうのです。
 この辺、何とかしたいんですけどねぇ…。

  

  

S20250628-map 本日のデータ
 走行距離:約327km
 所要時間:11時間28分
 平均燃費:24.4km/L

 

 

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2025年4月29日 (火)

2025.04.29 バッテリーの交換

 いきなりですが、私はバッテリーにトラウマを持っています。

 前車のCONCOURS14の時に、一日約300Km近く走って全く問題が無かったのに、SAで休憩後いざ出発というときに、まさかのバッテリートラブルで、人生初のロードサービスで運ばれたという苦い経験があります(もちろん、その後もロードサービスのお世話になったことはまだありません。)。

 このため、できる限り、3年もしくは4年でバッテリーは交換するようにしています。

 前回の交換が2021年3月でしたので、そろそろ替え時。先日480Kmも高速を走ったので大丈夫かとは思いますが、1ヶ月近く引っ越しの関係で放置したのも確かでしたので(奈良に来る前に点検を受けた際、バッテリーが弱っているとの指摘も受けたところでした)、良い機会だからと交換することにしました(奈良のBMWディーラーを知らないので、少しでもネガをつぶしておきたいというのもありました)。

Simg_4589

 今回用意したのが、GS YUASAさん。もちろんサイズは、前回に引き続き、純正より一回り大きいYTX14-BSです。ちなみに、前回は台湾YUASAでしたが、ネット通販のお値段が今回はこちらの方が安かったので、GSユアサになりました(円高のせい?)。

 前回の交換の際には、丁寧に手順を書かなかったので、今回は備忘録も兼ねて書いておきます。

 ※この記事を見てご自身で作業される場合はあくまで自己責任で!私は一切の責任を負いかねます。

 

1.バッテリーカバーを外す

 まず、車体右側のバッテリーカバーを外します。


Simg_4580

 このバッテリーカバーは、ボルト1本を外すと外れます。2カ所、スリーブに差し込んでいるだけの箇所もありますが、油断するとスリーブに美味くはまっていないこともあるので、(それで穴をつぶして交換していますw)気をつけましょう!

  

2.ゴムベルトとホルダープレートを外す

 バッテリーカバーを外すと、ゴムベルトがありますので、まずこのゴムベルトを外します(下2カ所で引っかけているだけです。)。

Simg_4582

 次に、ゴムベルトの下にあったホルダープレートを外します。


Simg_4584

 このホルダープレートは、上側左右で引っかかっているだけなのですが、下側がバッテリーの下にあるため、ちょっとだけ苦労します。ムリをしないように慎重に作業しましょう。

  

  

3.バッテリー端子マイナス側を外す。

 バッテリー交換の鉄則ですが、最初にマイナス側端子を外してからプラス側端子を外します。

Simg_4585

 R1200RS君の場合、プラス端子はマイナス端子を外さないと外せない構造になっているので、間違えないから良いですよね♪

 なお、マイナス端子を外した後、外した端子が不用意にマイナス端子に触れるとショートする危険性がありますので、外した端子が変な所に触らないよう気をつけてください。

  

  

4.バッテリー端子プラス側を外す

 マイナス端子を外すと、やっとバッテリーを引き出せます(マイナス端子線の長さもあって、端子を外さないとバッテリー自体を引き出せません。この辺は、設計時点でよく考えていると思います)。

Simg_4587

 あまり気にしていなかったのですが、プラス側端子のボルトが腐食?していたので、新しいバッテリーに付属していたものに交換しておきました。

  

  

5.元に戻す

 あとは、用意した新しいバッテリーと交換し、ココまでの作業の逆の手順をしていけば大丈夫です。

 作業時間としては、慣れていれば10分もかからずにできると思います(私はプレートの脱着と、バッテリー端子の脱着に手間取り、30分近くかかっていまいました。)

 注意する点としては、ホルダープレートの下側はバッテリーの下に敷く形になっているので、上側をはめるのとの関係で、ちょっと苦労しますが、その辺は慎重にやっていれば何とかなります。最初は苦労したぜっ…ふぅ~。

  

  

 ということで、バッテリー交換は終わりです。

 一応充電済みと箱には書いてありましたが、念のため、針テラスまで走って(約50km)充電してきました。

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 針テラスは、20年前以上にバイクだらけ!本当に沢山のバイクが来ていました。

 

 さて、これでいよいよ安心してバイクに乗れます。

 ちょうどGWが始まります。最初の奈良ツーリング、どこに行こうかなぁ…♪

 

追記

 針テラスから戻ってバイクにカバーを掛ける際に、なんとバッテリー端子のボルトと四角いナットが地面に転がっているのを発見!

 走ってきたから大丈夫だとは判っていますが、外したボルトもちゃんと工具箱の中にありましたので、念のため、カバーを開けて確認しましたが、ちゃんと付いていました。

 なんて心臓に悪いんだ!!

 

 

 

 

  

 

 

 

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2025年4月20日 (日)

2025.04.19 バイク、奈良へ移動する

【プロローグ】

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 奈良での生活も無事スタートし、今日はいよいよバイクを東京から奈良に持ってきます。

 午前中、いつもメンテナンスをお願いしているMotorrad 杉並さんで、オイル交換に加えて、無理を言って1年点検もしてもらい(6月終わりにまた来るのはちょっと現実的ではなかったので…)、整備も万端。
いよいよ奈良に向けて移動です。

 それにしても、暑い…。16時半を過ぎているというのに、外気温計は30℃の表示!
 悩むこともなく、メッシュジャケットをチョイスしたのですが…さて、どうなるやら。

  

  

【夕焼けが迫ってくる…】

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 それにしても、単に移動と考えてしまっているからでしょうか、なんかワクワク感がないのはどうしてでしょう?

 「奈良にツーリング!」と考えればもう少しワクワクしても良いような気がするのですが…

  

  

  

 

【駒寄PA】

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 日が落ちてくると、1時間半まえには30℃あった気温もかなり下がってきて、体感温度的に少し肌寒くなってきました。

 そこで、駒寄PAでジャケットに防風インナーを着けたり、1枚着たりしてから、走行再開です。

 それにしても、PAのバイク駐輪場の案内看板が、なぜかバイクバキバキ…

 縁起でも無いので、塗り直してほしいものですw

  

  

  

【富士山もまた見れなくなるか…】

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 右手には富士山がキレイに見えています。

 群馬から帰ったら、富士山ツーリングに行こうと思っていたのですが…。

 東京への移動途中に寄っても良いんですが、その先があると考えるとちょっと躊躇してしまいます。

 あと何年かは難しいかぁ…。

  

  

  

【岡崎SA】

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 高速だけしか走っていないため、平均燃費が22.2km/Lなため、計算上は何とか奈良まで無給油で走れそうなのですが、とはいえ深夜にガス欠というのも怖いので、浜松SAで念のため給油し、走行を再開します。

 さらに気温が20℃となり、結構体感的に冷えてきているため、さらに着込む&温かい飲み物をのむため、岡崎SAに寄りました。

 ここでは、ちょうど富士山一周ツーリングに行ってきて、名古屋まで戻るという4人のバイク乗りの方々と少々お話しを。SSな人達なだけあって、けっこうカッ飛んだツーリングをされている様子。
 話をしながら、CBR1000Fオナクラのひとたちもああだったなぁと、ちょっとだけ昔を懐かしんでいたら、どこから来たのか、どこまで行くのかと聞かれ、東京から奈良までと告げると、その距離に驚いていらっしゃいました。まぁ、これがツーリングなら、この時間には、この場所にいないよねw。でも、距離については、まぁこんなもんでしょうとしか考えていないいないということで、自分も距離計が壊れたオナクラメンバーの一員であることが実感できて、ちょっとだけ嬉しくなりました。

 オナクラの人達は、スピードメーターも距離計も壊れている人達ばかりだったなぁ…(遠い目)

  

  

【名古屋や四日市は明るい!】

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 第2東名を走ってきたせいか、街灯りは時々遠くに見える程度でしたが、名古屋から四日市までの湾岸道路に入ると、そこは別世界のように明るかったです!

 特に名古屋港、四日市港の煌びやかな港湾夜景や、ナガシマスパーランドのジェットコースターなどをみていると、やっぱり都会なんだなぁ…と思ってしまいます。
 この辺は、東京でも横浜からの湾岸線を走っているのと同じ感じなのでしょうね。

  

  

  

  

【でも、名阪国道は真っ暗!】

Img_4561  ところが、名阪国道(といっても自動車専用の高規格道路なので高速道路のようなモノなのですが…)に入った瞬間、別世界のように真っ暗に。

 しかも舗装がかなり荒れていて、真っ暗な中でのこの舗装は、さすがにちょっとビビりが入ります。
 加えて、人もいない山の中の道ということもあるのでしょう、名張の辺り、どんどん気温が下がってきて、バイクの外気温計も15℃から割り込むことも。

 うん、この辺りを夜走るなら、もうちょっと早い時間にしよう!と心に誓ったのでした。

  

  

【車輪よ、あれが奈良の灯だ!】

Simg_4566_02  名阪国道は最後に急坂・急カーブ連続、という、よく冬に事故っている難所があるのですが、そこを超えると、奈良盆地の灯りが見えてきます。

 長かった移動も、ようやく終わりが見えてきました。

 真っ暗な中をずっと走ってきて、最後に灯りが見えるというのは、やっぱりホッとしますねw

  

  

【エピローグ】

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 名阪国道を天理で下り、家の近所のGS(この時間でもまだ営業していた!)で給油をして、長かった移動も終わりになりました。

 約480km、時間にして6時間48分。群馬の約5倍の距離と時間がかかりました。それでも、何とか日付が変わる前に到着できたのは、RS君のツーリング性能のお陰でしょう(特に、クルコンは本当に楽だなぁと思います。)。

 いよいよ奈良でのバイク生活も始まるなぁ…、まずはどこに行こうかなぁ…などと考えながら、バイクにカバーを掛けたのでした。

 これから、奈良でのバイク生活、よろしくね!相棒!!!

  

    
S20250419-map 本日のデータ
 走行距離:約480km
 所要時間:6時間48分
 平均燃費:23.8km/L


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2025年2月11日 (火)

2025.02.11 大室古墳群&くしや忠治ツーリング

【プロローグ】

Img_4258 先日の土曜日には雪が降りましたので、天気も良くなった今日、建国記念日、どこかに走りに行こうと考えました。
 で、朝起きて赤城山を見ると…写真の様に雲に覆われ、どう見てもあの中は雪。前回行けなかった沼田地区もこの様子ではムリそうだなぁという感じ。となると、できる限り平地を走るしかありません。

 どこに行こうかと考え、これまで行ったことが無いけど気になっていた所、ということで、ナビにセットし、昼前という遅い時間ですが出かけることにしました。

 写真に写っているのは、正面が赤城山です。完全に雲に覆われていますねw

  

  

【大室古墳群】

Img_4269  やって来たのは、前橋市の東端にある大室古墳群です。

 ここは、大室公園内に6つの代表的な古墳と円内外にいくつかの小さめの古墳を中心に、旧石器時代から縄文時代、さらには6世紀の居館跡など、古代約3万年にわたる、この地での人達の状況が見える公園となっています。

 上毛かるた「し・しのぶ毛の国二子塚」をどこにしようか考えたときの候補の一つでしたし、これまでも行こう行こうと何度も思っていたのですが、つい、それよりもこっち~というのが繰り返されてしまい、今回初めてやって来ることができました。

  

  

【前二子古墳】

Img_4303  ここの良い所は、高崎の保渡田古墳群(かみつけの里)の古墳たち同様、墳丘に上れたりするものが多く、古墳そのものを感じられることがあげられます。

 実際、写真の様に前二子古墳のように石室まで自由には入れるというのは、余りないこと。
 しかもここは、この前二子古墳だけでなく、後二子古墳も同様に玄室まで入れるようになっています。

 加えて、この公園、まったくの無料で見学できます。


 こういったのは、古代史に興味を持ち理解をするという点ではとても良いことだと思っています。

 そういう意味では、群馬県や前橋市・高崎市というのはかなり頑張っていると思います。

  

  

【大室はにわ館】

Img_4280  また、園内には民家の土蔵を改装して、大室はにわ館が設けられています。

 ここでは、発掘された埴輪などが展示されているとともに、この古墳群の保存にかかる市民プロジェクトの様子などが、開設されています。

 市民プロジェクトについては、近隣の小学校と一緒に取り組んだ様子が説明されており、こうした取り組みがあるというのは、子ども達が大人になってからも、「自分たちが取り組んだ」という記憶も残るため、文化財保存という観点ではとても良いことだと思いました。

  

  

【残念その1】

Img_4274  ただ、正直なところ、残念なこともいくつか。

 たとえば、こちらは、小学生達が、高床式倉庫を復元したものなのですが、せっかく復元しても、その後の維持がなされず、朽ちて行きつつあります。

 これは残念以外何物でも無いでしょう。
 この作業に参加した子ども達がこの現状を見たときどう思うのでしょう?

 文化財保存は、お金も手間も莫大に係るモノです。私も少しだけですが、そういった仕事もさせていただきましたので、保存に取り組まれている方々の熱家はとても尊敬に値するモノだと思っています。
 だけど、やはりその後があることをきちんと考えて継続的に取り組んでいかないと、逆にこんな風に残念な状況になってしまうということを、見せつけられたような気がしました。

  

  

【残念その2】

Img_4292_02  ただ、維持が大変だから、と安易な方法をとってしまうのも、これまた問題だと思います。

 それがこちら。園内、はにわ館すぐ近くにあるM-4号墳という、ちいさな円墳です。
 その周りに埴輪が立てられているのですが、なんと金属製!
 これは正直ダメだと思います。

 たしかに、金属製にするというのは、メンテナンスという意味ではかなり楽になるのだと思います。
 ですが、こういった場所でそれをしてしまうと、「金属製の埴輪が、この古墳が作られた時代にもあったんだ」という誤解を招きかねません。

 そういった意味で、古墳のこと、古墳時代のことを理解させるという点では、先に挙げたように素晴らしい後悔の仕方をしているだけに、残念でならないと、かなりガッカリしてここを後にしたのでした。

  

  

【くしや忠治】

Img_4328  残念な想いを癒やすには、美味しいモノを食べるしかないっ!とやって来たのは、伊勢崎の「くしや忠治」さん。

 ここは、群馬のソウルフード、焼きまんじゅうのお店なのですが、変わり焼きまんじゅうでも有名です。

 個人的には、ノーマルなのも良いのですが、ココで出される「塩バター」や店内でしか食べられない「チョコバナナアイス入り」などは、もはや単なる焼きまんじゅうを超えてスイーツとして大のお気に入り!
 なので、この近辺に来た時にはできるだけ寄るようにしています。

 ただ、店内のメニューで前から気になっていたのが、今回頼んでみた「いか焼きそば」です。

 でっかいお皿に山と盛られた焼きそばの上に、イカ一杯がどんと鎮座しています。

  

  

【いか焼きそば】

Img_4331  しかもその中には、なんとイカめしのごとく、ソバが詰め込んであります。

 これは超美味!

 マスターと少しお話ししたのですが、なんでもいかは自分たちで釣ってきているとのこと。「じゃないとこの値段で出せないよ!」だそうです。そうですよね~!

 そんな風に色々と話をしていたところ、なんと、新作を考えて、最近出し始めたとのこと。

  

  

【焼きまんじゅうソーダアイス味】

Img_4333  それがこちら、焼きまんじゅうのソーダアイス味!

 焼きまんじゅうに合うように開発されたソーダアイスに、口の中でパチパチはじけるお菓子(昔ありましたよね?アレなんて言いましたっけ?)が乗っていて、単に味が美味しいだけじゃなく、食感も楽しめるまさに絶品!

 お母様?と女子大生っぽい常連さんも、私達の話を聞いていて頼まれていたのですが、大満足の様子。すこし、盛り上がってしましました。

 なんでも、マスターはもともとイタリアンの料理人だったとのことで、今もいろんな新しい味を開発されているとのこと。

 今も、ナポリタン風の焼きそばと、ワインを使った焼きまんじゅうを新メニューとして開発しており、あと1~2週間で出せるのでは、とのことでした。

 これはぜひ食べてみたい!

 なんとか時間を見つけて、食べに来たいと思っています。

  

  

【エピローグ】

Img_4348  すっかり満腹になってお店を出る頃には、良い時間となっています。

 赤城山は相変わらず雲の中でしたが、榛名山は雲もなく、よく見えています。

 やっぱり、国道17号上武道路が、利根川を渡る前のこの風景は、雄大でとても大好きな景色です。

 正面に榛名山、右に赤城山、左前に浅間山とか妙義山というこのどか~んと雄大な風景は、やっぱり前橋に住んでいて、ここがツーリングの最後になるから見れるのだろうなと思うと(東京なら高速に乗っちゃいますしね)、群馬に住んでいて良かったなぁと思うのです。

 もうすぐ花粉症の季節がやって来ます。でも、くしや忠治さんには行かねばと決心しつつ、くしや忠治さんと併せてどこに行くかなぁと考えつつ、バイクにカバーを掛けたのでした。

  

  

S20250211-map

本日のデータ
 走行距離:約68km
 所要時間:4時間10分
 平均燃費:18.2km/L

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2025年1月11日 (土)

2025.01.11 初走りは大人の社会科見学

【プロローグ】

Img_4024  2025年最初の三連休、絶対に走りに行かないと!と意気込み、行っていなかったあそこにしようと、前夜ルートを作ってナビに登録していたのですが、朝になって、ふと不安になって観光協会に電話をしてみると、前日からの雪で、現在も路面に積雪&凍結で、バイクは難しいとのこと。

 そこで、急遽、年末東京の家に行ったときに家族で話題に出たあそこに行ってみることにしました。

 まぁ、なんだかんだありましたので、出発は12時すぎという、ツーリングとしてはかなり遅い時間。
 その分あまり走れませんが、ご覧のように、前橋界隈はとてもイイ天気!車載温度計も10℃を越えていて、真冬のツーリングとしては絶好のツーリング日和です。

 今日行く所にウキウキしながら、今年初のツーリングに出発です♪

  

  

【ガトーフェスタハラダ 本社工場】

Img_4031  ウキウキしながらやって来たのはこちら、ガトーフェスタハラダの本社工場、その名も「シャトー・デュ・エスポワール(希望の館)」。
 ガトーフェスタハラダと言えば、ラスク菓子「ガトーラスク クーテ・デ・ロワ」というラスク菓子が超有名で、東京でも、ちょっとオシャレなお菓子として有名で、私も食べられるとラッキー♪と嬉しくなってしまう高級洋菓子を作っているメーカーなのですが、本社は群馬にあります。というか、群馬が本社というのは、ラスクを知ってから大分後になってからでした(苦笑)

 で、初めてやって来たわけですが…この写真を見て工場だと判った人は素晴らしいです。
 本当に「シャトー(城)」の名前がふさわしい、すっごくオシャレな建物で、中もそこいらのオフィスビルより数段キレイでオシャレ。来ているお客さん達も結構お上品な方々ばかり。そこにバイクウェアの薄汚れたオッサンが行くのですから、場違い感ハンパなかったです。

 ここの4階と3階が工場見学ルートになっているのですが、写真NGな上、今日は稼働していなかったのでちょっと残念ではありましたが、ラスクとなる前、フランスパンに砂糖やバターをまぶした状態のものを試食させてくれたのですが、これが超美味しい!正直ビックリしたくらいでした。

  

  

【やっぱりパニアは必需品だぜ!】

Img_4032  試食品がとても美味しかったので、工場の隣(同じ敷地内)のフラッグショップ「本館シャトー・デュ・ボヌール 」に立ち寄ってみることに。

 高崎駅とかショッピングモールにある店舗で買えるものだけでなく、ちょっと小さめのサイズ(その分安い)だったり、群馬限定品だったり、はたまた生菓子なども売っており、しかも工場見学ルート同様、無料のコーヒーや紅茶等の飲み物があったり、さらには座って食べられるスペースがあったりと、まさに至れり尽くせり。

 私も、ついつい、いつもなら買ったことがない、もっと言えば結婚式ぐらいでしか食べたことがないフランスパンなども買ってしまいました。

 うん、こういうときにパニアがあると、安心してフランスパンが運べますねw

  

  

【浅間山がキレイだ!】

Img_4060_02  大満足のガトーハラダを後にして、次の目的地に向かって走り出すのですが、ちょうど道の方向がよかったのか、浅間山が正面にとてもキレイに見えています。

 特に、当初の目的に行けなくなった前日あたりの雪がしっかり積もり、まるで富士山のように真っ白に。
 東京の西の方で育った私は、結婚して実家を出るまでは毎日のように富士山を見て生活していましたので、中野の自宅は山が見えない(正確には「中野だと見えにくい」)のでちょっと残念に思っていたところ、前橋での生活では、上毛三山(赤城・榛名・妙義)に加えて浅間山がとてもよく見えていますので、なんだか落ち着きを感じるのがとても気に入っています。

 なので、こういう風にバッチリ浅間山が見えていると、嬉しくなってしまい、ちょっとルートを外れてよく見えそうなところを探してしまいました(最後の地図に引かかれたルートがが少し暴れているのはそのせいです)。

 やっぱり山の見える生活って、イイですね!

  

  

かねふく めんたいパーク】

Img_4113  で、やって来たのが、国道からもその特徴的なフォルムの「タラピヨ」ちゃんが出迎えてくれる、「かねふく めんたいパーク」です。

 安中や富岡製糸場からの帰り道、国道254号線沿いにあるので、この特徴的なタラピヨちゃんを見たことがある人も多いのではないでしょうか。

 このめんたいパーク、大洗にあるのと同じかねふくさんの経営で、私がちょうど前橋で単身赴任が始まってすぐの4月下旬にオープンしました。大洗のを知っていた私にとっては、当時の新聞記事を見ても、なぜ「海のない群馬につくられたのか」、謎な施設ではあるのですが、富岡製糸場や佐久への行き帰りの途中にあるとあって、何度か立ち寄っている施設です。

  

  

Img_4103  施設としては、工場見学ルートと直営販売、フードコートなどを持っています。

 この日は、工場では作業がされており、写真撮影もOKだったので撮ったのがこちらの写真です。

 実は、工場見学ルートの方に入ったのは初めてだったので、興味深かったのですが、見ると明太子に関しては手作業でやっているものが多かったのが正直ビックリ。
 写真も最後の包装しているところなのですが、この他にも検品や大きさなどの仕分けなども手作業でやられていました。

  

  

めんたいソフトクリーム】

Img_4109  工場での作業を見学した後は、フードコートで「めんたいソフトクリーム」♪

 明太子が練り込んであるソフトクリームに、めんたいせんべいが付いています。
 ミルク感も結構あるソフトクリームなのですが、結構明太子の風味・味がして、甘さのなかにもめんたいこの辛さがあって、これはこれで、時々食べたくなるくらい美味しいソフトです。

 フードコートには、ソフトの他にも、めんたいスパ、めんたいおにぎり、明太子丼、めんたいフランスパンなども売っていますので、興味のある人はぜひ立ち寄ってみてください。
 … 大洗のと同じメニューだったと思います。

 そうそう、今回は一人暮らしのために美味しい内に食べきるのが難しいのでで買わなかったのですが、もし買えるなら、「できたて明太子」は超絶オススメです。
 一度も冷凍していないとのことで、プチプチ感が全然違います。これを炊きたてご飯に載せたり、ソースに火を入れないでつくるたらこスパなどは超美味ですよ♪
 一口試食などもありますので、ぜひ試してみてください。

  

  

【こんにゃくパーク】

Img_4117_02  洋菓子工場、めんたい工場ときたら、やっぱり蒟蒻工場でしょうw

 ということで、めんたいパークから車で10分もしないで来れる、「こんにゃくパーク」さんにも寄ってみました。

 ここは、こんにゃく製品の工場、こんにゃく等製品の売店、試食コーナー、その他物産店、子ども達が遊べる遊具や足湯・観覧車などがあって、まさに「パーク」の名にふさわしい施設となっています。

 こちらも、富岡製糸場のすぐ近くですし、売店でこんにゃく製品が結構いろんな種類が買えるので、お土産とか贈り物とかを買いに何度も来ている所です。

  

  

Img_4121  ですが、工場見学はしたことがなかったので、今日はそちらにも寄ってみることにしました。

 総合受付がありますので、そこで、どこから来たのか等々登録し、2階にある工場見学ルートを見学します。
 工場自体は稼働していませんでしたが、写真のデザート(ゼリー等)の製造ラインと、その奥にあるこんにゃく製造ラインを見ることができます。

 動いていなかったのがちょっと残念ではありましたが、ポイントポイントでモニターで動画が上映されていたり、壁に色々な読み物があったり(白こんにゃくと里芋を一緒に調理するとピンクに染められるなって知らなかったです!)と結構楽しめました。

  

  

【こんにゃくバイキング】

Img_4130  こんにゃくパークの工場見学だけでない、もう一つのウリ(と勝手に私が思っているの)が、こんにゃくバイキングです。

 すっごく太っ腹なことに、無料で、製品を試食させてくれるバイキングがあるのです。
 写真は、食べられるこんにゃく製品のほとんどで(映っていないのは、刺身こんにゃくと、3種類のこんにゃくゼリーです)、どれもとても美味しいのですが、思った以上に美味しいと思うのが、糸こんにゃくを使った麺料理です。
 手前の焼きそばもその右の冷やし中華もいいのですが、お椀に入っているこんにゃくラーメン(醤油味)が今回のヒット作。近所のスーパーでも売っていたはずなので、見かけたら買ってみようと思いました。

  

  

【エピローグ】

Img_4157  さて、楽しかった初走りも、これにて終了です。
 最後は赤城山を正面に見ながら帰ることにしましょう。

 それにしても、今日は洋菓子工場→明太子工場、こんにゃく工場と3つの工場を見学するという、いわば大人の社会科見学ツーリングでした。
 稼働していない工場が多かったのでちょっと残念ではありましたが、どこも試食させてくれたりして、とても楽しめました。

 「社会科見学」といえば、ちょうどガトーハラダの工場で駐車場に止まっていた観光バスのツアー名が「大人の社会科見学」で、今日私が回った3つの工場と埼玉のワイナリーを回るそうで、こんにゃくパークにもそのバスが止まっていましたw

 ということで、2025年初走りも終わりです。
 次は花粉が飛ぶ前にどこか行きたいと思っているのですが…今回のように雪が降る可能性がある時期でもあるので、どこに行けるかなぁなどと考えながら、バイクにシートをかぶせたのでした。

  

  

【おまけ】

Img_4170  ガトーハラダでの戦利品です。

 手前の説明書、その右の商品のシール、さらにはラスク1枚が工場見学時にいただけます。
 これと上記のように、工場見学ラインで、このラスクになる前の状態のものが試食できます(ここにも無料のコーヒー等飲み物があります)。

 なかほどの茶色のやつが、群馬限定のラスクと、お店で見たことのなかったカレー味のラスク、そして工場試食でその美味しさにビックリして買ったフランスパンです(50cm位の長さがありました)。

 また、写真に取り忘れましたが、シフォンケーキのピースも買って帰っているのですが、フランスパンもシフォンケーキも税込みで300円しないという超お得!これだけでも、また行こうかなぁと思っているところです。

  

  

Img_4175  フランスパン、これ、むちゃくちゃ美味しかったです!

 ちょこっと味見してみたら、とんでもなく美味しかった(おそらく私が今まで食べた中で一番美味しかった!)ので、夕食は、ちょっとそれっぽくハンバーグを作ってポタージュスープとともに優雅に(気持ちだけw)いただきました。

 もちろん、食後のデザートは、超ふわふわな絶品シフォンケーキ「For U」。しっとりふわふわで、こちらも過去最高レベルのシフォンケーキです(お店の人が、保冷剤を付けてくれるほど自信を持っているのでしょう。)。

 どちらも超絶オススメですので、ぜひ近くにお越しの際には寄ってみてくださいね!

  

  

S20250111-map


本日のデータ
 走行距離:約77km
 所要時間:4時間41分
 平均燃費:17.2km/L

  

  

 

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2024年11月 3日 (日)

2024.11.03 最後の1枚を求めて

【プロローグ】

Img_3637  待ちに待った11月の3連休!今年は勤労感謝の日が土曜日のため、11月の3連休は文化の日のみ。しかも、空を見ると、抜けるような青空が広がっています。
 もうこれは走りに行くしか無いでしょう!とバタバタと用意をしてツーリングに出かけることに。

 国道17号にでてみると、1車線規制が賭けられています。
 なんだろう?と思っていると、給水所っぽいものを設営されている方がも。そう、今日11月3日は群馬マラソンの日なのです。

 … はじめから西行きを考えていましたので良かったのですが、いつものように利根川沿いの国対道路を使っていたら…うん、通れなかったねw

  

  

【碓氷峠旧道】

Img_3653  さて、やって来たのは、久しぶりの碓氷峠旧道です。
 ここ何回か、通過のために碓氷バイパスをよく使っていたのですが、旧道に来るのは本当に久しぶりです。

 もちろん、「通過のために」というのもあったのですが、実は、今年の8月の台風による大雨で土砂崩れが起きたため、群馬側からだとめがね橋までは行けたのですが、その先が長らく通行止めになっていました。

 それが、先日(10月16日)に解除されたため、本当に久しぶりに旧道に回ってみました。

 前日までの雨のため、路面はビシャビシャでしたので、ペースが上がるわけではないのですが、それでも、先日のベーシック・ライディング・レッスン(旧グッドライダーミーティング)でイヤというほどスラロームをしたせいか、何となくポジションだったり小さくクルッと回るようなコーナーがスムーズに抜けられるような気が…。うん、やっぱり、基礎練習は大切だね!っと、次回の参加も心に決めたのでした。

  

  

【軽井沢は紅葉真っ盛り!】

Img_3668  碓氷峠も、群馬側はもうちょいかな?という感じだった紅葉も、峠を越えて長野側に入ると紅葉も一気に進んでいて、ちょうど見頃です。
 もちろん、オシャレな軽井沢は、至る所にキレイな紅葉する木が植えられていて、とてもオシャレ!
 こういうオシャレなまちづくりって、行政がまとめてやるだけじゃなく、1軒1軒のオーナーさん達の取り組みもあるんだろうなぁ…でもお金かかってるだろうなぁ…と要らん心配をしながら、いつも以上にオシャレになった街中を抜けていくのでした。

 … あ、朝ご飯にと思ってたパン屋さんに寄るの忘れたw

  

  

 

【白糸ハイランドウェイ】

Img_3695  さて、いつもなら、そのまま国道18号を使い、中軽井沢の交差点から国道146号に入るのですが、今日は3連休の中日、時間も既に10時すぎという時間ですので、かなりの渋滞が容易に予測できます。

 そこで、これまで一度も走ったことがない有料道路である白糸ハイランドウェイを使って見ることにしました。

 200円の通行料金を払って、いざっと走り始めると、そこは紅葉でキラキラな世界が待っていました。
 これには、思わずおぁっと声が出てしまいます。

 ただねぇ…道が悪いんですよねぇ。
 片道1車線なのは良いんですが、路面がかなり荒れている所が多々ありました。
 有料道路なんだから、この辺はしっかりメンテして欲しいところです。せっかく、渋滞に捕まらずに気持ちよく走れるんですから…。

  

  

【白糸の滝】

Dsc_0274  さて、皆さんは「白糸の滝」というとどこの滝を思い浮かべるでしょうか?

 私は、富士山の麓にあるヤツを真っ先の思い浮かべます。というか、確かに地図上では見かけたことがあったのですが、これまでこちらの白糸の滝には来たことがありませんでしたので、せっかくですから寄ってみることに。

 有料道路沿いにある駐車スペースのちょうど良い所、公衆トイレのすぐ近くにあるバイク用駐車スペースにバイクを止め、5分くらい山の中に入っていくと、白糸の滝があります。

 が、富士山のに比べると…高さが3mぐらいしかなく、ちょっと残念だったかな。写真ではもうちょっと高低差があったりするのかと思ったんですけどねぇ…。でもまぁ、幅がかなりありますので、紅葉と相まって、なんだか人工的にすら感じるくらい、計算された美しさとでも言うのでしょうか、キレイなのは寄って良かったと思いました。

  

  

【あ・浅間のいたずら鬼の押出し】

Img_3710  白糸ハイランドウェイの終点は、鬼押しハイウェイの入り口でもあります。

 で、いつもは何となく国道146号に行くのですが、今日は、最後の上毛かるたの札を取りに、鬼押しハイウェイに入ります。

 そう、上毛かるた、残っていた「あ・浅間のいたずら鬼の押し出し」です。
 本当ならば、鬼押出し園に入らなければならないのでしょうが、やっぱりバイクと一緒の方が良いかなぁと、鬼押しハイウェイからの1枚としました。

 前橋から通勤途中に見る浅間山、蓼科からの帰り道に見る浅間山、国道18号で長野に行く時に見る浅間山…。私にとって色々な浅間山がありますが、やっぱり、ここからの浅間山が一番迫力があって好きですね!

  

  

【浅間牧場】

Img_3719  十分浅間山を堪能した後は、やっぱり浅間牧場のソフトクリーム♪

 ここも結構濃厚なミルクソフトなので、とっても美味しいので、私にとっては外せないソフトクリームの1つです。

 そういえば、私はいつも浅間牧場茶屋の方で買うのですが、浅間記念館のある浅間牧場売店でもソフトって売っているんですよね。たぶん同じだとは思うんですが…どうなんでしょうね?

  

  

  

【二度上峠】

Dsc_0280_01  ソフトクリームを堪能した後、さて、どこ周りで帰るかなぁと考え、多くの場合はここから草津や嬬恋パノラマラインまで回るのですが、何となく、もうちょっと浅間山を見たくなってやって来たのが、県道54号の二度上峠です。

 この峠からの見晴らしは、浅間山の東側の山麓がドーンと広がり、とても絶景です。
 しかも、写真では光の加減でちょっと暗めになっていますが、この日は真っ盛りな紅葉に赤や黄色などに染まった山麓がとてもキレイでした。

 東京からのツーリングですと、つい欲張ってしまって、ルート的に、東京からだとここには来にくいところがあるので、こういった人知れずな絶景ポイントを走れるのは、地元民ならではですね!

  

  

【エピローグ】

Img_3732  二度上峠のある国道54号も結構紅葉が進んでいて、気持ちの良いワインディングロードでしたが、時間的にはもうちょっと余裕があるなぁ…ということで、榛名湖にも寄ってみました。

 で、せっかくなのでとぐるっと一周してから、県道33号を伊香保温泉の方に下りていったのですが、これが大失敗。
 沼ノ原湿原ぐらいまでは良かったのですが、本格的なワインディングになったところで、なんと大渋滞。どうやら伊香保温泉辺りまで繋がってそうな気配です。
 仕方ないので、Uターンして沼ノ原から県道28号で下りることに。
 ただ、この道、1.5車線の林道なので、大型の車がいると、ヘアピンなどですれ違えなくなっていることも。
 当然譲り合っているのですが…譲りすぎてドンドン渋滞が長くなっているケースも。
 バイクでよかった~と、下りていったのでした。

 ということで、今日のツーリングで、上毛かるた取りは終了です。
 群馬に転勤になって、上毛かるたゆかりの地をツーリングしてきましたが、終わってみれば、多く、長く時間がかかったようでも、感覚的にはあっという間でした。
 見方を変えれば、いわゆる「聖地巡礼」のようなものですので、こういったツーリングは、引っ越してきた人間にとってはありがたいかと思いました。

 さて、山道が走れるのはあと1回あるかないか。
 次はどこを走ろうかなぁなどと考えながら、バイクにシートをかけたのでした。

  

  

S20241103-map 本日のデータ
 走行距離:約170km
 所要時間:6時間36分
 平均燃費:20.8km/L

本日の上毛かるた
 あ・浅間のいたずら鬼の押し出し
  残り:0枚♪

  

  

 

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2024年8月17日 (土)

2024.08.17 野辺山ツーリング

【プロローグ】

Img_3120_02   今年のお盆休み、前半は家族が来たため群馬県内各所を回っていたのですが、用事があると家族が東京に帰った後は、なんと毎日いずれかの時間に雨が降るというのが続いていて、バイクで出かける、ということができませんでした。

 こりゃダメかなぁ~と思っていたところ、今日土曜日は何とか一日コースを選べば何とかなりそうな天気予報。

 こりゃもちろん行くでしょう!とぱぱっと支度して、バイクに飛び乗ったのでした。

 天気予報で雨に当たらなそうなのは、南西方向。
 となると、国道18号のダルマさん達にあいさつして、出発です!さぁ楽しみ楽しみ♪

  

  

【暑い…】

Img_3132  で、1時間も走らないうちに、こっちに来て良かったのか?と後悔したくなるくらい”暑いっ!!!”

 ルーティングも、早めに長野に…と思ったため妙義山を通るのではなく(写真は内山峠付近から見た荒船山です。)、富岡経由の”はやめに国道254号に入って…”と考えたのが大間違い。

 とにかく暑いっ!

 たまらず道の駅しもにたに寄って、水分補給をすることに。
 ちなみに、車載の外気温計では、この時間で既に39℃!この掲示を見た時にはくらっときてしまいました。
 途中、ロングスクリーンのR1200RSさんとすれ違ったのですが、暑くないんだろうか?とちょと心配になってしまいまいた。

  

  

【JR野辺山駅】

 27℃という天国のような涼しさの内山トンネルを抜けると、そこは既に信州です。

 佐久から国道141号線を南下し、右手に八ヶ岳を望みながら千曲川沿いを登っていくとあるのが、JR最高地点にある野辺山駅、標高1345.67mです。

Img_3150_02  これ、帰ってきてから調べて判ったのですが、調べるまで、「鉄道駅」最高地点駅と記憶していたのですが、実は違いました。

 「鉄道」には、鉄道法上、2本のレールがある「普通鉄道」の他、「鋼索鉄道」(ケーブルカー)や「無軌条電車」(トローリーバス)などがあって、日本最高地点の「鉄道駅」というと、立山黒部アルペンルートの立山トンネルトローリーバスの室堂駅(2450m)になるそう。
 ただ、このトローリーバスは、2024年12月で普通の電気バスになるそうなので、となると、現在3位の黒部ケーブルカーの黒部平駅(1828m)になるんでしょうか。
 ちなみに、第2位がトローリーバスの大観望駅(2316m)、第4位がケーブルカーの黒部湖駅(1455m)となり、野辺山駅は第5位とのこと。

 こうやって並べてみると、全部行ってるなぁ…(笑)

  

  

【野辺山宇宙電波観測所】

Img_3155_02  「野辺山」というと、鉄道駅もそうですが、どうしても頭に浮かぶのは、国立天文台野辺山宇宙電波観測所。

 あのでっかいパラボラアンテナが並ぶのはとても壮観です。

 とはいえ、覗いて見ると結構人が入って行っているのと、涼しく感じるとはいえ31℃もあるので、入り口のミニアンテナっぽいのが並んでいるところで記念撮影しただけにしました。

 いずれまた来て、じっくり大アンテナの方も見学したいと思います。

  

  

【平沢峠】

Img_3156  ここまで来るとやっぱり八ヶ岳をドカンと眺めたくなり、ちょっとだけ寄り道したのがこちら、平沢峠です。

 今日は、写真の様に雲が中腹から上を隠していますが、天気が良ければ八ヶ岳がバッチリ見える、展望スポットの一つです。

 この横には獅子が横たわっているように見える「獅子岩」があり、地元の小学生達の集まりでしょうか、お弁当を食べていたのですが、それを見て、唐突に、ここからすぐの飯盛山に中学の林間学校で登ったなぁと思いだし、中学の頃の友人のことなど思い出していました。

 あいつら元気かなぁ…

  

  

【JR最高地点】

Img_3166_02  昔を思い出した平沢峠を下りてきたところが、「JR最高地点」で、標高1375mとのこと。

 うん、これも駅と同じく「鉄道最高地点」と記憶していましたが、ちゃんと「JR」と書いてありましたねw

 ただ、大昔に来たっきり(20年以上前?)でしたので、記憶が定かでは無かったのですが、前に来たときには、こんな石碑があったかなぁ?
 この写真の反対側にある木製の指標があっただけだと記憶していたのですが、とてもキレイに整備されていました。

  

  

【八ヶ岳高原ライン】

Dsc_7284  ここからは、八ヶ岳高原ラインで、八ヶ岳南麓をぐるっと半周します。

 八ヶ岳高原ラインといえば、私の中で外せないのがこちら、通称「赤い橋」こと「東沢大橋」です。

 この展望台からみる赤い橋と八ヶ岳の風景は、私の中では「八ヶ岳と言えば」で筆頭的に出てくる景色で、何度となく訪れています。

 ただ、この日はご覧のように雲が多く、かなり残念な状況でしたので、展望台まで行かずにさっさと後にします。

  

  

【鉢巻道路】

Img_3186  「赤い橋」を出発してすぐにある山梨県立まきば公園を過ぎた辺りから、なんと雨が降り始めてきました。

 といっても、レインコートが必要な程ではなく、路面も軽いお湿り程度でしたが、「暑いのに掃除が…」と思いながら走っていたのは、まぁ致し方ないでしょう(苦笑)

 そんな雨も県境を越えて長野に入り、鉢巻道路に入ったあたりではご覧のように、バッチリとした夏空に!

 やっぱこれだよなぁ~夏の信州は!!などとヘルメットの中ではにんまり。
 でも、その分暑いのでちょっとげんなりというのは仕方ありませんね(笑)

  

  

【御射鹿池】

Dsc_7288_02  鉢巻道路を抜け、茅野までやって来ると、こちらも私の中では八ヶ岳ツーリングでは定番中の定番な「御射鹿池」に立ち寄ります。

 ココは、農業用の溜池なのですが、周囲の木々が湖面に映り込む様子がとてもキレイで、東山魁夷の絵のモチーフとなった場所として有名です。

 着いた時は、偶然風がほとんどなく、ご覧のようにキレイに映り込みを撮すことができました。

 ここは、秋の紅葉時期もとてもキレイなので、またチャンスがあれば、足を伸ばしてみたいと思っています。

  

  

【ビーナスライン女の神展望台】

 御射鹿池を堪能した後は、ビーナスラインを堪能します。

 この日はなぜか動物も多く、鹿の親子が横切ったり、猿が出てきたりと、何となく賑やかでした。

Simg_3239


 で、いつものように女の神展望台で休憩するわけですが…そして、こんな風な大パノラマにウキウキするわけですが…、

 写真は敢えて撮りませんでしたが、狭い駐車場の出口ど真ん中に止めている岐阜ナンバーの車が大迷惑!
 他の車の出入りにも、駐車にもジャマになっているにもかかわらず、かなりの時間写真を撮っています。

 端に寄せて駐車ができないなら、こんなとこくるなよ!と言いたくなるのをぐっとこらえましたが、それまでの楽しい気分がちょっと残念な気分になってしまいました。

 皆さんも、他人のジャマにならないような駐車をしましょう!

  

  

【やっぱり”もうもう”】

Img_3242  ちょっと残念な気分をイヤしてくれるのは、私の中で最上位なソフトクリームしかないっ!とやって来たのが、蓼科高原牧場にある”牛乳専科もうもう”さんです。

 ココのソフトクリーム、しっかりとした牛乳を感じられるソフトで、私の中では絶対に外せない1位か2位なソフトクリームです。

 となれば皆さんもやって来るわけで、この日はなんと外にずらっと行列ができていました!

 美味しいソフト、蓼科山からの牧場で牛が草を食む様子、遠くに見える浅間山…
 ちょっと荒れた気分は完全に吹き飛んでいました。

  

  

【碓氷バイパス】

Img_3258  美味しいソフトときれいな風景を堪能した後は、帰るだけです。

 雨雲レーダーを見ても、家に帰るまで、なんとか大丈夫そうなので、高速を使わず、国道18号でゆっくり帰ることにします。

 途中、軽井沢にさしかかるところで車の流れを見ると、結構街中の方に入っていく車もあります。
 先日、6月には碓氷峠旧道で全日本ラリーが行われたところであり、一瞬旧道で、とも思ったのですが、さすがにお盆休み最後の土曜日ですので、混むかぁと、バイパスの方で帰ることにしました。

 バイパスの最後でパラッと雨がありましたが、路面が濡れるほどでもなく、こちらも難なくクリア。
 群馬に来るまではほとんど通らなかった碓氷バイパスが、ここ最近のツーリングでは単なる帰り道になっているのが…うん、地元民の特権と考える事にしよう!(笑)

  

  

【エピローグ】

Img_3147  ということで、途中、軽い雨にはあったものの、基本的には楽しいツーリングとなりました。

 これで、今年のお盆休みのツーリングは終わりです。
 当初は、キャンプなど泊付きのツーリングも考えていたのですが、さすがに雨ばかりではそれも叶いませんでした。

 いよいよ今年のツーリングシーズンもあとわずか。
 秋は休日出勤も多いので、走れるときには晴れてほしいのですがどうなることやら。

 ところで、この写真は野辺山で撮った1枚です。
 野辺山は至る所に、大きな牛の雪だるまっぽいような象が建っているのですが(平沢峠にもいます)、小学校の校門横にいたこちらは猫ちゃんと珍しかったので、すかさず1枚。

 きっと生徒達を見守っているんでしょうね!

   

  

S20240817-map 本日のデータ
 走行距離:約305.5km
 所要時間:9時間52分
 平均燃費:23.8km/L

本日の上毛かるた
 なし
  残り:1枚

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2024年7月21日 (日)

2024.07.21 片品・土合ツーリング

【プロローグ】

Img_2700  7月に入り、休日出勤が3週続くとともに(日曜日は休めていますが代休無し)でちょっとバテ気味でしたが(三連休の日月は動けませんでした)、この後、お盆前まで、出張やら休日出勤やらで、いつ走れるか解らない状況が続いています。
 しかし、今週は月曜日に代休をもらえたため、天気も一日持ちそうだし…と、走りに行くことにしました。

 といっても、ゆっくりしか起きれなかったため、9時ごろの出発になったのは、いつもの通り(苦笑)

 この時点で既に車載気温計で32℃!。暑いのはいやなので、山の中を徘徊するようなコースを考え、さぁ出発です!

  

  

【赤城大沼】

Img_2705  まずやって来たのは、赤城山の山の上の大沼です。

 標高が1300mちょっとと結構ありますので、街中よりは涼しいのですが、それでも30℃というところ。

 これだけ暑いからなのでしょうか?あまり人出というか車も多くありません。前橋市内から赤城を登る県道4号も思ったより車に引っかかることもありませんでした。

 まして、大沼を超えて沼田側に下りていく県道251号はまったく車無し。元々少ない道ではありますが、ここまで少ないとは…。
 貸し切りみたいで、自分のペースで走れるのは気持ちが良いですね!

  

  

【た・滝は吹割片品渓谷】

Dsc_7066  赤城山から下りきって、薗原湖を横目に見ながら進むと国道401号にぶつかります。

 もちろん左折して沼田方面に向かうのは下山と同じですので、そちらのルートは無し。
 ということで、右折して片品の方に向かいます。

 そういえば上毛かるたゆかりの地も少し残っていたなぁ…ということで、国道沿いにある吹割りの滝に寄ってみることにしました。

 滝に来たのはかなり大昔。「せんえふ」のレポートにも載っていないので、恐らくバイクを買った1995年~1997年10月までのいつか、というくらい大昔。

 国道沿いのお土産屋さんの駐車場にバイクを止め、歩くこと10分位で、片品川に出ます。そこから遊歩道を歩いて行くと、吹割りの滝となります。

 この吹割りの滝は、落差自体は7mとさして高さがあるわけでは無いのですが、幅が30mもあり、しかも川の浸食によってできた滝というのがユニークなところ。しばらく写真を撮ったり眺めていました。

 そうそう、吹割りの滝の駐車場ですが、公設の無料駐車場があるにはあるのですが、結構下にあるのと、駐車できる台数が少ないです。
 代わりに、たくさん有るお土産屋さんの駐車場が、"お土産屋さん利用者は無料"というのが多いです(他に有料駐車場もあります)。
 今日のように暑いと、滝まで行って帰ってくるだけで汗が出ますので、私は速攻でスポドリ買って無料にしてもらいました(笑)

  

  

【坤六峠】

Img_2735  さて、スポドリ一気飲みで、人心地着いたら出発です。

 そのまま片品から金精峠→中禅寺湖ルートもあるのですが、せっかく上毛かるたを1枚取ったので、片品からそのまま国道401号→県道63号と、片品から水上へ抜けるルートを選んでみました。

 この道は何回か着ていますが、結構細い林道が続き、特に坤六峠のあたりは、秘境感漂う道でもあります。
 とはいえ、こういった暑い日には、標高1000~1400位のところを、しかも源流に沿って、トコトコ走るというのは、これはこれで気持ちの良いものです。
 ただ、川に降りれるポイントがほとんど無いのが残念なところで、あればちょっとだけ水遊び♪なんてできるのですが、そこが残念ですね(もしかしたらあるのでしょうけど、キャンプ場以外は気がつきませんでした。)

  

  

【と・利根は坂東一の川】

Dsc_7090  山道もみなかみ町に入ってしばらくすると、奈良俣ダムとか須田貝ダムなど、ダムがたくさん集まっているエリアにやって来ます。

 とすると、そのまま町に下りるのではなく、ちょいと右折してやって来たのが、矢木沢ダム・奥利根湖です。
 前回このエリアに来た際、バイクで来ていたと勘違いして宿題になっていた、因縁のダムです。

 とともに、この奥利根湖、一般の人がたどれる利根川の最上流となっており(源流は湖のさらに北側の大水上山となっています)、どこで取ろうか悩んでいた上毛かるた「利根は坂東一の川」をここでとることにしました。

 それにしても、湖は穏やかで、しずかで良いのですが、ダムの方を見ると…スゴイ迫力です。
 このダム、知らなかったのですが、昭和42年に完成したとのことで、私と同い年だったようです。
 うん、なんか親近感が湧いてきたなぁ…と感じながら、眺めていたのでした。

  

  

【る・ループで名高い清水トンネル】

Img_2780  ここまで来たら、もう一つ、宿題となっていた上毛かるた「る・ループで名高い清水トンネル」を取りに、JR.土合駅に寄ることに。

 この土合駅は、清水トンネルの入り口にある駅で、かつては単線だったのですが、複線化する際に下り用に新清水トンネルがつくられたため、下りホームが、駅舎から70.7m地下、写真のそこまで行く階段も338m、462段という長~い階段をひたすら下りていったとことなってしまったというわけです。

 下りは良かったんですよ。淡々と下りていけば良いだけなので。

 しかし上りは…メタボ+運動不足の私には超ハード。途中3回ほど休憩せざるを得ないほど、はぁはぁと。
 ちょうど真ん中ぐらいまで登ってきたところで、特急?急行?が通過したようなのですが(急に風が吹き上がり、トンネル入り口からもたらされた温かい空気が一気に冷やされて霧が発生し…)、もはやホームまで再び下りるという選択肢はありませんでした。

 うん、ダイエットと運動をするようにしよう。。。

  

  

【て・天下の義人茂左衛門】

Img_2790  土合駅を後にしたら、後は帰るだけなのですが、せっかくなので、もう一枚上毛かるたを取ることに。

 寄ったのは月夜野にある「茂左衛門地蔵尊」です。

 ここは、江戸時代の義民、杉木茂左衛門(「磔 茂左衛門(はりつけもざえもん)」とも呼ばれる)の供養をするために建てられた地蔵堂です。

 茂左衛門は、当時の沼田城主の圧政を訴えた結果、城主は山県へ流刑、沼田城も破棄されますが、茂左衛門も捉えられ、磔の刑に処せられます。沼田領民は江戸に助命嘆願を行い、受け入れられる藻、処刑が既になされた後だったということもあり、その弔いをするため、処刑場跡に地蔵堂を建立した(罪人として処刑されたので、お墓が建てられなかった)のが、この茂左衛門地蔵尊です。

 地蔵堂は、利根川の河岸段丘上に静かに建っていました。
 茂左衛門は、今の沼田をどうみているんでしょうね?

  

  

【エピローグ】

 茂左衛門地蔵尊を出発すれば、後はガソリンを入れて家に帰るだけです。

 いつもなら、ここで終わりなのですが、今日はお土産をひとつ。

 土合駅→茂左衛門地蔵尊の途中、県道61号線沿いにある「高橋の若どり」さんのテリ焼きです。

Img_2802
 ここはその美味しさに「月夜野のケンタッキー」の異名を持つ、鶏焼き・鶏肉屋さん。その看板メニューである、骨付きの「蒸し焼き」と骨なしの「テリ焼き」が一部界隈では超有名。

 以前出張の際に買って帰って気に入ってから、この界隈に来ると寄ってみるのですが、もう終わっていたり、臨時休業だったり。

 今日はまだやっていましたので、食べやすい骨なしの「テリ焼き」を1枚(一番大きいサイズ=480円)を買って帰りました。

 以前と同様、ジューシーでちょうど良い塩加減で、とても美味しくいただきました。

 ところで、これで、残る上毛かるたもあと1枚。
 いつ行けるかなぁと思いながら、テリ焼きを堪能したのでした。

  

  

S20240721-map

本日のデータ
 走行距離:約224km
 所要時間:8時間13分
 平均燃費:23.3km/L

本日の上毛かるた
 た・滝は吹割片品渓谷
 と・利根は坂東一の川
 る・ループで名高い清水トンネル
 て・天下の義人茂左衛門
  残り:1枚

  

  

 

 

 

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2024年6月22日 (土)

タイヤ交換 MISHELIN ROAD6

 前回タイヤを交換したのが、ODO14,013km.。現在のODOが22,122kmと、まだまだ私の年間走行距離からすると、かなり余裕があるはずなのですが、この後何にお金が必要かを考えると、今年の終わりから来年にかけてちょっと大型の出費が控えていることがわかりました。

 そこで、かなり早いのですが、ディーラーで車検を通す際に、タイヤ値引きキャンペーンが利用できるとのことでしたので、「ええぃっ!」と交換してしましました。

Simg_20240608_154205 もちろん、お気に入りのミシュランROADシリーズの最新であるROAD6にしました。

 市街地~高速、山道ワインディングと200kmぐらい走ってのインプレですが、一言で言えば「面白い!」というもの。

 まず、同時にハンドルポジションを変えていることも相まってか、ROAD5にも感じたヒラヒラ感は6でも感じるのですが、面白いのは、リーンさせていったところで、そのリーンした角度を維持しようという感が結構強めに出ているように感じることでした。
 しかもアクセルを少々開けた位では起き上がってきたり、外に膨らんでいくことなく、そのままの姿勢、そのままの旋回状況を維持してくれます。
 この感覚はROAD5には無かった感覚で、交差点や高速から下りる時のぐるっと回り込んだような状況でかなり感じられるため、その分、アクセルが安心して開けられます。


Simg_20240608_154231  加えて、リーンした状況でのグリップ感はROAD5以上に感じられますので、峠道など、自分的には「うわぁ~怖え~~!」というリーン角度でコーナーを抜けることができます。

 もちろん「怖い」のは角度であって、グリップ感、特に足下掬われる感は全くないので、その点の不安感はありません。ちゃんと乗れば、「俺、上手くなった?」と思えるような感じというところでしょうか。

 かなり早くに交換してしまい、やっちゃったかな…?と思っていたのですが、このタイヤで走れるなら、まぁ良いかぁと思っています。

 あとは、これだけしっかりグリップしているので、どれくらいライフがあるかが興味津々。このタイヤこそは最後まで使いたおしてみたいと思っています。

 

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2024年6月 9日 (日)

RS君、3度目の車検

R1200RS君の3度目の車検を受けてきました。

 もちろん整備は、いつものMotorrad杉並さん。

 今回は走行距離が22,122kmということで、プラグの交換もしてもらいました(純正です)。

 また、例のドライブシャフトのリコール関係ですが、チェックしたところ問題なしということで、オイル交換だけということになりました(知り合いで同時期にRS乗り始めた方も車検で点検したところ、結構ヤバい状況だったとのことを考えると、あまり乗れていないせいかもしれませんね。)。


 さらに、予定よりも2,000kmぐらい早いのですが、前後のタイヤも交換し、ミシュランのRoad6にしました。こちらのインプレはまた別途。面白いなと思ったのは、正規ディーラーで交換したため、半年間、パンク保証が付くそうで、パンク等があった場合、5,000円の自己負担で、同等品に全国どこの正規ディーラーでも交換できるとのこと。これにはビックリしました!いつものタイヤ専門店さにょりかなりお高いのですが、それだけの理由があるんですね!

 ついでに、最近やはり年を取ったせいか、ちょっとハンドルから力が抜けなくなっているので、AELLAのハンドルをもう一段絞ってもらいましたが、これはもっと早くやれば良かったと思うくらい。
 最初に入れた際には、R'sギアのハンドルアップスペーサーを入れていることもあり、ブレーキラインがきついので、中程のポジション(24度)で妥協していたのですが、やはり…と相談したところ、かなり色々工夫してやってくれたようで、納車時も、本当にギリギリだよとのお話しが。
 でも、乗って判る楽さ!データ的にも幅▲1cm、6mm手前と位置の変化は本当にわずかなので、違和感は最初の一瞬だけで、すぐに身体になじんでいます。

 が、実際ポジション全体が後ろにわずかでも下がったせいか、はたまたタイヤを交換したせいか、ハンドルへの体重はかなり抜けているようで、ハンドリングがかなり軽く感じます。最初の交差点で、思わず「おぉっ!軽いっ!」と声が出てしまいましたw

 まだ東京から前橋に高速で帰ったばかりですから、長く走ったら、峠に行ったらどうなるかというのはとても楽しみです。

 

 ということで、7年目ですが、飽きることなく、どこまでも一緒に走りたくなるRS君。
 これからもずっと一緒に走ろう!と改めて思った次第です。

 さて、次のツーリングはどこに行こうか?

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