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2021年6月

2021年6月 5日 (土)

ナビの移設 MOTO-MATE Raised Navigation Mount for BMW R1200RS

 前車のconcours14もそうでしたが、R1200RSは、ナビがハンドルバー上に設置されており、どうしても視線の移動が多くなってしまいます。

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 他方、GS系の場合はメーターの上にナビを設置しているものも多く、視線の移動が少なそうで、かねてから良いなぁと思っていました。このため、今のNavigatorⅤに変えた直後ぐらいからナビの移設について、自作も含めて考えていましたが、R1200RSで移設している人は少ないようで情報がほとんど無く、そもそも、自分のようにハンドルをアップしている場合が使えるかどうかがハッキリしなかったため、最後は自作か?とも考え、その方法をあーでもないこーでもないと考え悶々とする年月を過ごしていたのでした。

 そのような中、アレなウィルスのおかげでGWにキャンプに行けなかったため、それを原資として移設を本格的に検討してみました。

 2021年5月現在、一般販売されているものは、確認できたのが4つ。

 まずHORNIGですが、私が一番最初に見つけたキットです。フロントカウルの2つのボルトを使ってスクリーンフレームの上にバーを配置する方法で、カウル上、ステーが目立ってしまうのと、値段が送料も込みでは一番高くなってしまうのがネックでした。

 Wunderlichは、国内販売もしているためトータルではHORNIGより安く、少ないながらもネット上にある画像を見て、何とか行けるか、とも思っていたのですが、最後の最後で私も使用するr'sギアのハンドルブランケット(上に25mm手前に30mm)だと右にフルロックするとクラッチリザーバーが当たるというインプレを発見し、断念しました。

 MV-motorradもありますが、こちらもr'sギアのハンドルブランケットだと当たるとのインプレがあり、あきらめざるを得ませんでした。

 そこで残ったMOTO-MATEですが、ネット上に上がっているインプレや写真では、そもそも日本語のインプレは見つけられませんでしたし、ましてハンドルバーを上げている場合のインプレは、英語をはじめ各国語でも見つけられませんでした。ただ、Facebookの海外のRSのグループは、情報交換掲示板での評判はかなり良かったというのもありました。

 このため、Google翻訳を使いながら同社にメールを送ってみると、「単純にアップしている場合ならダメだが、セットバックしているなら大丈夫だろう、最後はクラッチリザーバーを少し下げれば大丈夫だろう」との明快なメールがその日のうちに届きました。しかも、いつも使っている輸送会社だと送料が高いので、安くて、きちんとトラック追跡ができるのを探すとまで言ってくれるなど、その後のやりとりもかなり丁寧な対応をしてくれましたので、ここなら信頼できるだろうと、お願いしてみました(ちなみに後で気がついたのですが、対応してくれたPhil Nicholsさんは、同社の代表でした!代表自ら対応してくれるとは…ありがとうございました!!)。

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 届いたものは、写真(クリックで大きくなります。以下同じ。)にあるとおり、本体、ナビ移設後ハンドルバー用のボルト、インストールマニュアル(英文)の3点です。このハンドル用上るとが一緒に届くのが何気に嬉しかったです(HORNIGやWunderlichは付属していないようです。)。マニュアルをやはりGoogle先生の力を借りて読み込んでから実際に取り付けてみました。

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 まず、ウィンドスクリーンを外したら、スクリーンアッパー調整レバーのCクリップを外します。外すのは大2と小2の4つ(後述するように、私は大小各1の2つしか外しませんでした。)。今回の作業で一番の難関だったのが、このCクリップを外すことでした。外国の方がR1250用を設置している動画では、クリップを無くして指もケガしてしまっていましたので、作業の際には注意が必要です。

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 つぎに、アッパー調整レバーをいったん引き出し、マウントのチューブの中にレバーの出っ張りをはめるようにして装着し、引き出したレバーをチューブの中に押し込みます。このとき、付属マニュアルでは大きなクリップを左右両方とも外すよう指示がありましたが、微妙な隙間ができるため、同社製品ホームページにアップされていたレビュー記事を参考に、左側のCクリップは外しませんでした。これによりマウントとフレームの隙間がなくピッタリはまっています。

 マウントは、マウント下左右両側にあるボルトを締めて固定します。私は直接ボルトがフレームに当たるのがいやだったため、薄いゴムシートをフレームに貼って養生しています。このボルトを使っての止め方で、ホルダーの角度を若干ですが調整できます。私は一番下向きになるよう設置しました。

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 なお、このボルトですが、インストールマニュアルにあるとおり、締めすぎないことが重要です。レバーの頭にかかったチューブとこのボルトで固定しているのですが、あまり締めすぎると、スクリーンの上下がかなり固くなってしまいます。チューブがレバーをくわえ込んでいるので、落下防止というより、角度固定と割り切って、あまり締めすぎないことが重要です(実際、そんなに締めなくても、走行してぐらつくことはありませんでした)。

 マウントにナビホルダーを設置すれば(マウントとホルダーの固定は、純正のものをそのまま使います。)、移設は完了です。ナビのケーブルを上手くホルダーを使ったりメーターの後ろを通すなどしてセットすれば移設は終わりです。あとは、外したCクリップやスクリーンを戻して、マウントの角度、ナビの角度を調整して固定すれば移設作業は終わりです(ハンドルバー上に残った純正マウントを外す場合は、送られてきたボルト(M8×30mm)を使うことになります)。

 写真を撮りながらの作業でも、30分とかからずでしたから、設置自体は非常に簡単にできます。

 実際に設置した状況がこちら。改めて関係しそうなRSの状況を書いておくと、

・ スクリーンはノーマル

・ ハンドルバーはR'sギアのブランケット(25mmアップ、30mm手前にオフセット)

となっています。

 

 まず全体状況です。

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 ハンドルレバーの上がスッキリし、メーターのすぐそばにナビが来ましたので、とても見やすくなりました。もしかしたら…と思ったメーターへのかぶりもなく、乗車姿勢(体型も?)にもよると思いますが、私の乗車姿勢ではメーターへのかぶりはありません。

 横から見るとこんな感じ。

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 ナビはほぼ垂直に設置しました。高さ的にもスクリーンの中に収まっていますので、全体的なスタイルが崩れるようなことはありません。

 

 右にフルロックしたところ。

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 クラッチリザーバーとナビホルダーの隙間は5mmぐらいでしょうか。無事当たっていません。

 

 左にフルロックしたところ。

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 ブレーキリザーバーとナビも隙間はほとんどありませんが、無事当たっていません。

 

 スクリーンとのクリアランスはかなりキツキツですが、製品ページの投稿されたレビューにあったようなスクリーンと当たるということは今のことろ大丈夫そうです。が、手で押さえれば当たりますので、高速道路に行ったときにどうなるかは気になるところです。なお、スクリーンを下げたままでも、ナビホルダーのロック/リリースレバーに手は届きますが、スクリーンを上げた方が作業はしやすいです。

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 作業後、近所の幹線道路を少し走ってみましたが、まず、本当にナビが見やすくなったことが上げられます。なぜ早くにしなかったのかと後悔したぐらいです。

 この見やすさの副次的な効果として、アラートが自然に目に入ってくるというのが上げられます。音を消していたり、この日のようにヘッドセットとつないでいない場合でも、アラートが目に入ってくるので、自然と気をつけるようになります。目線の移動が少なくなることによる安全性の向上とあわせて、別の意味での安全性の向上が期待できるのではないでしょうか。

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 ということで、長年の懸案事項がまた1つ解決できました。本当にオススメですよ!

 あとはロングツーリングに行くだけなのですが、未だアレなウィルスのせいで緊急事態宣言中…。解除されて、思いっきりツーリングに行ける日を楽しみにしています。

 

With the utmost gratitude to Mr.Phil Nichols!

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