BMW NavigatorⅤのプレイリスト作成 (備忘録)
Navigator Ⅴは、32GBまでのマイクロSDが使え、音楽ファイルやカスタムPOIなどを入れることができます。
音楽ファイルはフォルダ分けしての管理が可能となっていますので、かなり便利なのですが、全曲聴こうとすると、フォルダごとに順番に再生して次のフォルダに移り…というのではなく、最初から全てのファイルを名前順に再生していくという方式を採っています。
しかし、この方式だと、フォルダごとに聴きたい(アルバムやジャンルでフォルダを作っていますので…)私にとっては、シャッフルされているのと同じなため、使いづらいことこの上ないです。
このため、プレイリストを作る必要があるのですが、これをナビ本体でやろうとするととてつもなく面倒になります。
そこで、パソコン上でプレイリストを作成することにしました。
私が使っているのが「M3U Dropper」というフリーソフトです。ダウンロードリンクや使い方はこちらのページを参照していただければと思いますが、個人的な備忘録として、ポイントとなる点だけを記載しておくこととします。
まず、音楽ファイルを入れたマイクロSDカードをパソコンにセットし、M3U Dropperを立ち上げます。
エクスプローラーで、まいくろSDカードを開き、真ん中のスペースのところに「フォルダごと」音楽ファイルをドロップします。
すると、フォルダ内にあるファイルがリスト化されます。
ただ、このままだとパソコン上でのマイクロSDカードを示す"F"ドライブにあるファイルに対してのプレイリストになってしまいますので、ドライブ名を変える必要があります。
そこで、メニューから「Edit」→「Global Replace」と選択すると、
ドライブ名を変えられるウィンドウが開きますので、元のドライブ(私の場合は「F」)とナビで使うフォルダ(「2」)をそれぞれ入力して、「Replace」ボタンを押すと、
ファイルの「PATH」が「2」で始まる「PATH」に変更されました。
つぎに、プレイリストファイルとして書き出せば終わりなのですが、注意しなければならないのは、ファイルの保存形式です。
マニュアルでは「M3U」と「M3U8」の2つのファイル形式をサポートしているとなっていますが、どうも普通の「M3U」だと認識しない用ですので、ファイル形式は必ず「M3U8」ファイルを選択することを忘れないようにしてください。
また、このプレイリストファイルはテキストエディタ等で編集可能ですが、保存する際には、必ずUFT-8形式で保存するようにしてください(でないとファイルは認識されても、記載された内容が認識されませんでした。)。
最後に、マイクロSDカードをナビ本体に戻し、USBケーブルでナビとパソコンをつなぎ、作成したプレイリストファイルをナビのプレイリストフォルダ
「BMW Navigator V」
→「Internal Storage」
→「MP3」→「Playlist」
に保存すれば、OKです。
念のため、プレイリストファイルが認識されているか、リスト漏れ落ちや順番違いが無いか、またきちんと再生されるか等についても確認して、問題が無ければ作業は終了となります。
ということで、いかがでしたでしょうか?
私は、フォルダごととそれらをつないだ全曲を順に再生するための2種類のプレイリストファイルを作成して活用しています。
一般的なMP3プレーヤーでも安いヤツとかだとこういう名前でソートして全曲再生するというのもありますから、仕方ないといえば仕方ないのですが、私的には、やっぱり名前ごとではなく、フォルダごとに再生してくれるととてもありがたいのです。ファームのバージョンアップでなんとかならないでしょうかねぇ…。
あと、ヘッドセットが繋がっていないと、音楽プレーヤーが立ち上がらないという仕様もなんとかして欲しいと思います。
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