サイドケース その① GIVI SB2000の取り付け
BMW R1200RSは、メーカーのカテゴライズでは、スーパースポーツに分類されています。
ですので、購入したときも、前車(Kawasaki concours14(1400GTR))で使用していたトップケース(GIVI モノキーケースE50)のみとりあえず装着できるようにして、サイドケースは様子を見てからと考えていました(じっさい、HONDA CBR1000Fの時はこれ1つだけでしたし…)。
しかし、8年間フルパニア生活をしていましたので、どうしても50Lのトップパニアだけでは手狭に感じてしまってサイドケースが欲しいと思っていました。
もちろん、R1200RSには純正のサイドケースが設定されていますが、なんと13万円もします。その分、車体とのフィット感は素晴らしいものがあります。
最初はこれでも…と思ったのですが、片側30Lちょっとあるだけあって、横幅がかなり広くなってしまうのと、なんと言っても横開きなのがネックに感じていました。
concours14のサイドケースも横開きでしたが、使ってみて思っていたのは、横開きだけあって、インナーバックを使わない限り容量分フルに使えているかどうか疑問だったのと、何よりも道ばたで車道側のケースを開こうとすると、狭めの道とかだとかなり怖く感じたというのがありました。
そこで、上開きのケースが欲しかったのですが、上開きのケースとなると、GIVIのE22NかTRECKERシリーズ、SHADのSH23というところなのですが、トップがGIVIですので、キーを共通化できるGIVIとし、30Lまでは必要ないだろうと考え、E22Nにすることにしました。
ただ、ステーが問題になるのですが、GIVIでR1200RS用に設定されているのは、横開きパニアのV35用しかなく、E22では使うことが出来ません。
そこで、汎用のSB2000をどうにかして取り付ける必要があります。
※ 以下は私の取り付け例です。同じように取り付けて何か問題があったとしても私は一切の責任を取れませんので、あくまでも自己責任でお願いします。
使用したのは、
- SB2000のホルダーと付属のステー(小・穴沢山開いているヤツを片側3本)
- 立カンバンド15A
- ボルト(M8×25mm×2本、M8×20mm×6本、M5×20mm×8本)
- スポンジシート
となっています。なお、SB2000・立て看バンドとも、ボルトは付属のモノを使えますが、メッキだったので、防さびを兼ねて別途ステンレス製を用意しました(下の写真ではステー1本とボルト類が写っていませんね。すみません。)。
まず、車体からパーツリストでは「スペーサーホルダー」と呼ばれている銀色の純正ケースを取り付けるためのキノコ状のホルダーを外します。
そこに、穴あきステー2枚を使って、ホルダーの上側の2つでぶら下げます。ステーの使った穴は、好み等もあると思いますが、私の場合は前後とも外側から4つめの穴を使いました。
下側は、まず、ホルダーの下前側の穴にステーを取り付け、さらにそれを立て看バンドを使って純正ステーからつり下げる形で固定しました。なお、キズ防止に、立て看バンドの内側にはスポンジシートを切って巻いています。
結果、かなりがっちり取り付けることが出来ました。
立て看バンドが亜鉛メッキなのでちょっと目立つのですが、メーカーホームページを見ると、黒色のものもあるようなので、どこかで見つけたらそれに置き換えたいと思います。
長くなったので、実際に装着した写真は次に回しましょう。
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