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2017年11月 3日 (金)

開田高原・木曽御嶽ツーリング

【プロローグ】

 今日は久しぶりに前の愛車のオーナーズクラブの関東ツーリングが開催される日でした。
 バイクを乗り換えてから、あまり参加できていないのですが、久しぶりに良いかなぁとドタ参するつもりだったのですが、昨晩、なぜか仕事が遅くなり、寝たのは1時半をまわったころ。もちろん集合場所に間に合うように起きれるはずも無く、目が覚めても「あ~、これはどこかで眠くなってみんなに迷惑かけるわ」というていたらく。
 クラブへのツーリングはあきらめざるを得ませんが(参加表明していなかったので、ドタキャンにはなりません)、久しぶりの天気ですので、気を取り直して、これまで行きたくても行けていなかったところに行くことにしました。

Img_1819  7時半を大幅に回った出発では、当然中央道どころか、首都高4号線からすでに大渋滞。
 ゆっくりスリスリしていると、どうしても神経を使いますし、眠くもなります。
 「やっぱり、クラブツーは無理だったなぁ。。。」と思いながら、談合坂SAで20分仮眠をとることに。

 談合坂SAを越えると、渋滞は解消しており、目的のICまですっと行くのかと思いきや、なんと岡谷JCTから工事による対面走行渋滞!しかも反対車線で事故っていて、こちら側の車線がその見物渋滞というとんでもない状況!

 やっぱり、朝あと1時間早く出ないと、ダメだと言うことがよく分かりました。

 ハァ…疲れた…。

  

【久しぶりの権兵衛峠 トンネルだけどねw】

 さて、渋滞をなんとか抜け出し、伊那ICで高速を降りてやってきたのが権兵衛峠。

Img_1872 その昔、2000年6月に、今日参加したかったWith"F"の全国区ツーリングで、この権兵衛峠をなんと40台のCBR1000Fというバイクで越えています。
 そのときは、もちろんトンネルなんて有りませんから、いわゆる旧道のコチャコチャした峠道を越えたものです。すれ違う車の人達の迷惑そうなというか、胡散臭そうなまなざしを今でも覚えています。

 ただ、今はトンネルができ、写真のような快走路となっています。その気持ちよさは、物陰にお巡りさんが潜んでいそうなくらい(笑)
 実際、表彰状をもらっていた人もいたようですので(そんな雰囲気で路肩に止まっている2台の車が…)、気をつけて走ることにしました。

 … いま、この道を、あのときのメンバーで走れたら、どんなでしょうね!

 

 

【地蔵峠展望台】

 さて、トンネルで越えた権兵衛峠に続いての峠道は、地蔵峠です。

Dsc_9035__02_4 こちらも、今は国洞361号線が付け変わり、きれいな新しい道が出来てますが、もちろん峠と言えばこちらの旧道です。

 先週の台風の影響もあってか、唐松?の葉っぱがたくさん落ちていてとても滑りやすい状況なのですが、他方では、紅葉真っ盛りの林道を越えていくのは、とても気持ちの良いものです。

 ゆっくりと山道を登ってたどり着いた峠の展望台からの風景は、まさに絶品な風景が!

 もちろん、すでに13時近くと遅くなってしまっていますので、お目当ての木曾御嶽山は逆光になりつつある状況と、写真的にはちょっと美味しくない時間帯です。
 それでも、目の前に広がる一面オレンジに紅葉した風景は、来て良かったとつくづく思うことのできる、素晴らしいモノでした。

 

 

【稗田茶屋】

 しばらく紅葉の景色に見とれた峠を後にしてやってきたのが、今回のツーリングもう一つの目的地である「稗田茶屋」さんです。

 ここは、旧道の峠道が終わったところすぐにある、鄙びたおそば屋さんで、そば好きの人達の間では「幻のそば屋」として知られるおそば屋さんだそうです。

Img_1923  ちょうど着いた時には、最後のそばを打つところで、ご主人の見事なそば打ちを見ながら、ゆっくりできあがりを待って出てきたのがこちら。「すんきそば」。

 「すんき」とは、大きな赤カブの漬け物だそうで、ちょっとすっぱみのある感じがとても美味しかったです。
 もちろん、もりそばも1枚頼んでおり、こちらは、10割そばらしく、すごく薫り高いそばで、とても美味しかったです(前回の信濃大町のそば屋さんよりも遙かに香りがしっかりする美味しいそばでした。)。

 ご主人の言葉を借りると「趣味で小遣い稼ぎでやっている」そうで、土日休日のみの営業だそうですので、行かれる方は気をつけてください。

 味ももちろんですが、そのご主人の気さくなお人柄、昭和の時間が止まったかのようなお店のたたずまい…。超オススメです!

 

 

【九蔵峠展望台】

 「小腹もふくれたし、さて、デザートにソフトクリームでも食べるか…でもその前に…」とやってきたのが九蔵峠展望台です。

Dsc_9060_2_2  こちらも地蔵峠以上にドッカンと目の前に広がる広大な開田高原とその向こうに見える木曾御嶽山とが相まって、本当に素晴らしい、雄大な光景が広がっています。

 といっても、おそば屋さんでゆっくりしてしまいましたので、地蔵峠どころでは無い、完全な逆光状態となっており、山自体は影になってしまっています。

 それでも、この目の前の光景を目の当たりにすると、本当に今日来て良かったなぁ…と感じて、しばらくゆっくりと眺めていました。

 さて、ソフトクリームに行くか…と腰を上げた瞬間、ふと、悪魔のひらめきが…

 当初の予定では、このあとソフトを食べ、乗鞍の方に向かうか、国洞19号に出て奈良井宿辺りを散策しながら東京に帰るかと考えていたのです。

 しかし、逆光となった山を見ながら、心に浮かんできたのは、「東から西にある山を見るから逆光になるのであって、西から東にある山を見たら、それは順光じゃね?」というモノでした。

 そこで、急遽、ソフトクリームを取りやめ、東の山を見るべく西の山に登ることに決めたのです。

 

 

【モザイク・モザイク・モザイク】

Img_1943  それにしても、峠から見て一面オレンジ色に染まった開田高原は、まさに見事の一言!

 走っりながら上を見上げると、そこには日の光に照らされた、まさにモザイクのような紅葉がずっと続いています。
 特に、太陽が透けて見える様な場合には、まるでステンドグラスを見ているよう!

 青い空にキラキラ輝くステンドグラスのような紅葉の中を走れる心地よさ、幸せさというのは、箱の中にいる車では絶対に感じられない、バイクならではのものです。

 こういう時、私はバイクに乗っていて本当に良かったとおもうのです。

 

 

【木曾御嶽・三笠山】

Sdsc_9106 いやぁ~遠かった!というのが正直なところ、そんな感想を持ってしまうくらい、開田高原からここ木曽御嶽三笠山までは距離がありました。

 木曽御嶽ふもとの玉滝までもそうなんですが、そこから三笠山までのヒルクライムが、20kmと結構距離がありました。
 この道、元々は「御岳スカイライン」と呼ばれていた有料道路で、おんたけ2240スキー場のゲレンデを駆け上っていく、素晴らしい山岳道路です。
 もちろん、荒れてうねっている処も結構あるのですが、それでもこのゲレンデから見える風景を見ながらのヒルクライムは、とても気持ちが良いものです。しかも、時間の静なのか、車がほとんどいない!というこうシチュエーション!ガンガンと登っていくことができました。

 ゴールは、御嶽山登山口のある駐車場です。そこから少し登ると、ゲレンデ越しに木曽駒ヶ岳と、今走ってきた開田高原が眼下にドーンと広がっています。

Img_1955 しかも、標高2240mから見た目の前の風景は、時間的にねらったとおり夕方の低くオレンジ色に染まった太陽の光と、今真っ盛りの開田高原のオレンジとが相まって一面オレンジに染まった大地と、どこまでも青く広がる大空とが、本当に素晴らしい、まさに「雄大」としか言いようのない風景が広がっています。

 木曽駒ヶ岳と言えば、いつもキャンプで行く陣馬形山キャンプ場から=つまり千畳敷カール等のある東側斜面をいつも見ていますが、この西側の斜面も東側に劣らないとても素晴らしい山景で、しばし見とれてしまいました。

 とはいっても、日没になれば、あの電灯一つない真っ暗な道を下っていかなければなりません。
 そこで、少しだけ降りて、木曽駒ヶ岳とのツーショットを撮って、後ろ髪引かれる想いを振り切るようにして山を下りたのでした。あ~、ここでキャンプしたかったなぁ。。。

  

【プロローグ】

Img_1952  さて、元来た道を戻り、伊那の街まで戻ってきて渋滞情報を見ると、なんと中央道は、いつもの勝沼の先だけで無く、午前中と同じく伊那IC~岡谷JCTまでがひどい渋滞がまだ続いているという情報。

 仕方ないので、給油の際、ガソリンスタンドのお兄さんに抜け道が無いかと聞くと、辰野から諏訪に抜ける道があるとのこと。
 ラッキーとばかりに、この道を越えて諏訪の街に降りてきました(交通量もさほど多くなく、2車線のそれなりに流れる峠道でしたよ。)。

 が、11月の長野です。日中はソフトクリームを!なんて言えるほど暖かかったのですが、日が落ちた瞬間、一気に冷え込んできました。
 そこで、何軒かのコンビニに飛び込んでみたのですが、なんと使い捨てカイロがまだ売っていない!諏訪の人達にとって、これくらいはカイロの準備をなんて考えるほどでは無いのでしょう。
 結局、諏訪IC近くに大型ドラックスコアがみつかり、事なきを得ることが出来ました。

 もちろん、中央高速は、小仏トンネル付近で大渋滞でしたが、時間も遅いせいか、いつもよりもは短い渋滞をスリスリしながら、なんとか22時半には無事帰宅できました。

 実は、今回のルートは全く初めてのルート(権兵衛峠もトンネルは初めて!)で、遠いのも事実でしたが、それ以上に、紅葉や絶景や美味しいおそばやらでとても楽しめたツーリングとなりました。

 残りもあと1回ツーリングに行けるかどうか。そのときも今日のように気持ちの良い天気の下、楽しいツーリングができると良いなと思っています!

 

 

  

 2014年9月27日、木曾御嶽山の噴火により、58名の方が亡くなり、6名の方が行方不明となる痛ましい事故が起きました。

 お亡くなりになった方々に、心からの哀悼の意を表します。

 

  

S20171103_map

本日のデータ
  走行距離 : 約614km
  所要時間 : 約14時間47分

  平均燃費 : 22.3km/L


  
  


 

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