いろいろあった、ホームコースツー
【プロローグ】
元々の予定は、月曜日にお休みをもらってキャンプツーリングに行くつもりでした。
しかし月曜日にどうしても外せない打ち合わせが3つも入ったために日帰りに変更したのですが、なんと金曜日というか土曜日未明まで雨。しかもかなりの量の雨で、裏路地はびっちゃり。
ストレスがたまりまくっていたので、ちょっと遠出をしようかと思っていましたが、これでは山道が濡れている可能性もあると判断し、いつものホームコースを走ることにしました。
距離が短くなったので、時間的にも遅くなり、それに伴って中央高速も激混み状態。いつもなら高尾ICまで高速を使うのですが、今日は八王子ICで降りて、久しぶりのR20で高尾まで。
気持ちの良い新緑のイチョウ並木がとても気持ちよいのですが、なんとこちらも激混み状態で、高尾警察署辺りまで来て初めて写真のように普通に走れるようになりました。
オープニングから波乱含みの今日のツーリング、どんな一日が待っているのでしょうね?
【く、雲が微妙すぎる…】
そこそこ詰まった大垂水峠を、なんとか車間を調整しながら抜け出た後は、相模湖レジャーフォレストの前から県道に入り、道志道(R413)を抜けていきます。
前日から未明にかけての雨のせいでしょうか、所々結構濡れたところが残っていたり、また周囲の山を見ても雲がばっちりかかっていて、”あの中どう見ても雨っぽい"というところもちらほら。
まぁ、今日は天候見ながら行くしか無いので、不安ではありますが、このまま行けるところまで行ってみることにします。
とはいっても、結果として、カッパが必要になることは無かったのですが…
【富士見パノラマ台】
ところが、山中湖にでてみると、そこはどーん!!と青空が広がる、とても気持ちの良い天候が待っていました。もちろん富士山もばっちりです!
そこで、いつもなら河口湖に直行するのですが、せっかくの天気ですので、ちょっと寄り道して、富士見パノラマ台に立ち寄ってみることにしました。
ここは、明神山の山腹で、山中湖から三国峠→明神峠を越えて小山町に抜ける県道途中にある、むちゃくちゃ展望が開けた場所で、写真撮影の定番な場所の一つです。
何往復貸しながら、デジカメで写真を撮ったり、アクションカメラで動画を撮ったりして小一時間ほどゆっくりと遊んでいました。
それにしても、動画を撮るのはとても難しいですね。
音とかの問題もさることながら、
が、ここで悲劇が!
なんと、アクションカメラの防水ケースの電源を取る場所の防水カバーが落下して無くなってしまっていました。帰る途中で気がついたのですが、そのときにはすでに行方不明となっており、見つかりませんでした。
今後、防水対策はちょと考える必要が出てきそうです。はぁ、ヤデヤデ…。
【まさかの…】
さて、お昼は久しぶりの白須うどん!と思っていたのですが、なんとまさかの閉店の案内が!!
帰宅後ネット確認してみると、店主のおじさんが他界されたとのこと(しかも)。
とても気さくなおじさんで、私も何度となく声をかけていただいておりましたし、うどん自体もとても美味しく、というか、私にとって、吉田うどんが美味しいモノだと思わせてくれた方でしたので、本当に残念です。
心からのご冥福をお祈りします。
【御坂峠は今日はばっちり!】
白須うどんが残念になっていましたので、これまたいつものように、「あらきうどん」で食事をした後、御坂峠を登っていきます。
今日は、旧道に入ってから天下茶屋までの間、珍しく全く車に出会わず、自分のペースで気持ちよく上がっていけました。
新緑のトンネルの中を、自分のペースで走れるというのは、とても気持ちが良いものです。一気に峠まで駆け上がった先に開けるのは、この風景。
最初にバイクに乗ってから、数え切れないくらい来ていますが、毎回見える富士山の表情が違うというのが良いものなのです。なぜって、次にまた来ようと思いますからね!
【これだけは外せません(笑)】
で、山を下りてやってくるのは、当然ここ、桔梗屋アウトレット。
この、きなこと黒蜜のかかったソフトに信玄餅という、この信玄ソフトのおいしさは、絶対にこのコースを走る時には外せないのです。
大月駅前の桔梗屋さんとかでも食べられるのですが、やっぱりこの工場アウトレットのが一番美味しい気がします。
ソフトを堪能した後は、家族にお土産を買って、出発です!
霧で全く見えません!
下界はあれほど晴れていたのに、なぜか柳沢峠を越えるあたりから、曇ってきてしまいました。
雨が降ってこなければ良いのになぁ…などというのは結果として甘い考えだったようで、奥多摩周遊道路に入ったところで、あたりは霧が立ちこめてきてしまいました。
それでも月夜見第一駐車場あたりまではなんとかなったのですが、ここから先は本当に真っ白で、20m先が見えないほど!この時期ですから夕方6時を過ぎても明るいのでなんとかなりますが、これが夜だったら…思わず、不要と思っていたフォグランプの設置が頭をよぎっていきました。(笑)
そういえば、月夜見第一駐車場で会った外国人ライダーは、この霧で仲間とはぐれた、何往復かしたが見つからなかった、携帯が繋がらず不安だ…とおっしゃっていたが、仲間と会えたのでしょうか?
時間が遅かったこともあり(18時前。都民の森はすでに閉鎖しています)、車はおろかバイクもこの写真に写っている1台と彼のバイク、そして数馬側の給料近所のところで2台しか見なかったので(こんなことは初めて!)すが、幸い転んだバイクは見なかったので、きっと無事だと思いますが…。
【エピローグ】
用心しながら山を下りてくると、霧もだんだんなくなってきて、数馬温泉あたりまで来た頃には、霧は全く消えていました。
あとは、いつものように浅間峠を越えて上野原経由で帰宅しましたが、もちろん、霧も雨も全くなかったことは言うまでもありません。
出発前の雨上がり、日中のドッピーカン、そして一寸先は何も見えない深い霧とめまぐるしく天気に翻弄された1日でしたが、それはそれでとても楽しい一日となりました。
でも、出来ることなら、一日中雲一つない青空の下を走り続けていきたいモノです。
次のツーリングでは、そんな天候の中を走れることを夢見つつ、バイクにカバーをかけたのでした。
| 固定リンク | 0
コメント