2017年最初のツーリングは、行きたかった林と棚田巡りツー!
【プロローグ】
今年は、お正月のツーリングも天気が悪くて流れ、その後も仕事や花粉症対応でバイクに乗れず、やっと心待ちにしていたGW前半に予定していたキャンプツーも体調不良で行くことができず…、と、さんざんな状況が続いていましたが、やっとツーリングに行ける日がやってきました。
ただ、天候やその後の仕事の状況等を考えると、キャンプは無理そうなので、日帰りでどこか走ることにしましたが、せっかくならと、これまで行きたくても行けなかったあの場所を目指してみることにしました。
5月4日の高速道路下り線は、どこの高速でも同じように早朝から大渋滞。この関越道も、6時過ぎですでに渋滞がかなり延びている状況でしたが、「起きれなかったものははしょうが無い」と、渋滞にしばらくつきあっていましたが、それでも藤岡JCT辺りまで来ると、渋滞も無くなり、快調そのもの。
天気も五月晴れ。遠くに雪をかぶった山々を見ながら走って行くと、気分はどんどんハイになっていきます。
今年最初のツーリングの始まり、始まり~ぃ!
【魚沼スカイラインは…残念っ!】
さて、塩沢石打ICで関越道を降りてやってきたのは、魚沼スカイライン…なのですが、なんと閉鎖中。
案内には「工事中のため」とありましたが…周りには雪が沢山残っているので、きっと除雪作業が終わっていないんでしょうね。
残念ですがあきらめて、次の目的地に向かいます。
【美人林】
やってきたのは、「美人林」というブナ林です。
ここのブナは、そのシュッとした立ち姿がとても美しいので「美人林」と名付けられたそうです。写真撮影スポットとしてても、森林浴スポットとしても有名で、一度来てみたいと思っていたところでした。
無料の駐車場(車が沢山でしたが!)にバイクを止め、林に入っていくと、噂に違わない、ステキなブナの木々が!
特に今日は5月はじめと言うことで、新緑の薄めの黄緑に近い葉っぱも多くて、とても透明感があるうえに、天気もとても良かったので、林全体がキラキラと光っていて、とてもステキな林でした。
また、林の中には小さな池が。深いグリーンの鏡のような水面に周りの木々が映り込んでいて、こちらもとてもステキな景色が。
人もそれなりに多いのですが、それでも、癒やされる景色に、いつまでもいたいなぁと思いつつも、ステキなこの林を後にすることにしました。
【森の学校キュロロ さとやまキッチン】
と、次の目的地に行く前に、ここで食事を取ることにしました。
美人林の隣に、森の学校「キュロロ」があります。ここの食事施設は"食文化体験厨房"となっていて、地元のお母さん達が、山菜を中心とした料理を出してくれるところです。
私が頼んだのは、里山定食そば増量(800円。普通の定食は700円。)です。
魚沼産というか、この周りで取れたお米のおにぎりや山菜の天ぷらやおひたし等がワンプレートになっており、これにこの日に合わせて冷たい汁そばがついていて、とてもリーズナブルで美味しかったです!
ただ、ちょっと残念だったのが、出てくるまでの時間。
この日は連休中とあって、お客さんも多かったと言うこともあると思いますが、お母さん達2人とお姉さん2人では正直回りきっておらず、注文してから出てくるまで30分以上待ちました。
もし、この日のように祝日等に行かれる方がいらっしゃいましたら、ある程度時間的な余裕をもって逝かれた方が良いと思います。
でも、ゼンマイやふきのとうの天ぷらはとても美味しかったですし、そばもこの地域だとへぎそばが有名ですが、このそばもとても美味しかったですよ!
【儀明の棚田】
さて、おなかもふくれたし、とやってきたのが、これまた、私にとってずっと来たかった「儀明の棚田」です。
この松代地区には沢山の棚田があるのですが、そのなかでも、桜の木とセットで写真に撮られていることが多い、撮影スポットとして有名な棚田の一つです。
この日は、2本ある桜のうち手前の1本はすでに終わってしまっており、奥の1本も、ピークは過ぎてしまったという状況でした。
それにしても、U字の谷地形の急な斜面に作られた棚田と、その畦に植えられた桜、さらには水の入った田んぼにそれらが映り込んでいて、とても素晴らしい風景が広がっていました。
普段、作品として見ている儀明の棚田は、桜と何枚かの田んぼのみという切り取った写真が多いので、きっと狭い道をコチャコチャ上がっていったところにある小さな棚田なんだろうなぁと勝手に思っていたのですが、実際は、ちゃんとした2車線の大きめの国道の脇にある、しかも棚田自身もかなりダイナミックなものでしたのでちょっとびっくり。やっぱり現地に来るっていうことが大切なんだなと改めて思いました。
うん、これからも、いろんなところを実際に見るためのツーリングに出かけるとしよう!!(笑)
【星峠の棚田】
続いてやってきたのは星峠の棚田です。
NHK大河ドラマ「天地人」のオープニングで使われたりしたので、ある意味、儀明の棚田よりこちらの方が有名だとは思います。
実際、私も初めて来てみて、このスケール感はすごいなぁと正直に思いました。
ただその分、どうやって写真として切り取るかはかなり難しく、今の私のテクニックでは、フツーな写真にしかならないのが残念です。もうちょっと精進しないといけませんね。
しばらく棚田を眺めながら、ぼーっとしていましたが、そろそろ帰る時間も近くなってきました。帰り道は全く考えていなかったので、どうするか決めないとけませんが、交通情報を見ると、すでに関越も渋滞が始まっている状況です。
うかうかしていると、帰宅が真夜中になりそうなので、あきらめてまっすぐ帰ることにしました。
【儀明の棚田 その2】
帰り道、儀明の棚田の前を通ることになるのですが、ふと見ると、先ほど来た時より太陽の高度が低くなって、水面の映り込みの具合が良くなっていました。
そこで、急遽止まって撮ったのが、こちらの写真。
やはり映り込みの感じが、昼に撮ったものよりもかなり良くなっています。写真を撮るタイミングも大切なんだなぁと改めて思いました。
棚田を撮る時には、朝夕、特に朝が雲海も出やすく撮影には良いと言われていますが、ここまでその時間にやってくるのはとても大変なので…いずれチャレンジしてみたいです。
今日も、夕日の時間まで頑張ってみたいところではあるのですが、高速道路の渋滞が気になってあと1時間が待てず、残念ですが、今回はやはりあきらめて帰ることにします。
【蒲生の棚田】
儀明の棚田を後にしてそのまま関越に直行するつもりでしたが、儀明の棚田からすぐのところで案内板がでていたので蒲生の棚田にも寄ってみることにしました。
こちらも、正面に八海山等を背景にして広がる棚田で、とても広々とした感じがとても良いです。
ここは雲海が出やすいところのようで、日の出の頃が撮影タイムとして有名なので、こちらにもいつかそのタイミングで来てみたいと思います。
ところで、出発しようとして問題が発生してしまいました。
私は最近、SJCAM 4000という中華アクションカメラをドラレコ代わりに使っているのですが、なぜか急に起動しなくなってしまいました。
あれこれしても、オープニングロゴが出るのですが、その後全く起動せず、という状況になってしまいました。
まぁ、後は帰るだけですから、支障が無いと言えば支障が無いのですが、楽しいツーリングの終わりにちょっとモヤモヤすることになってしまいました。
鯉のぼり!
それにしても、この辺りの道は、交通量もさほど多くなく、両側に農村風景が続く、見た目も交通量的にもとても走りやすい道でした。
季節柄、川を渡らせて泳ぐ鯉のぼりがありました。やっぱりこういうのを見ると、日本人で良かったなぁと思ったりします。
最近、峠道だけでなく、こういったカントリーロードを淡々と気持ちよく走るのも良いなぁと思うようになってきました。きっと年を取ってきたんでしょうねw
【プロローグ】
楽しかった今年初ツーリングもいよいよ終わりです。
関越道六日町ICEから高速に乗ると、予想通りの20kmを越える渋滞表示が。
こうなると焦っても仕方がありませんので、遠くの山の夕日を眺めながら走ったり、途中SAで昼寝をしたりしながら、事故に気をつけながらゆっくりと帰ることにしました。
それでも、20時半には家にたどり着くことができ、今年最初のツーリングが終わりました。
なかなか来たくても行けなかった初めての場所のツーリングで今年のツーリングシーズンを始めることが出来ました。年初の誓いどおり、今年は色々と初めての場所に行きたいと思っていますが、さて、どうなることやら。良いシーズンとなると良いなと思っています。
【追記】
SJCAM 4000は、結局ファームウェアを書き換えることによって、なんとか復活した模様です。
何回か使ってみて確認してみないとなんとも言えないのですが…。
本日のデータ
走行距離 : 約485km
所要時間 : 約 13時間46分
平均燃費 : 18.8km/
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