奥多摩紅葉お散歩ツーリング
【プロローグ】
今日は三連休の中日。
家族は用事があるとのことで、ツーリングに行く許可をいただきました。
といっても、天候は、晴れ予報な割にはしっかり雲が多くて、結構不安な状況。
そこで、最近多かった弾丸ツーリングではなく、遠出を避けて、近所をお散歩する感じで出かけてみることにしました。
【甲州街道の銀杏はまだ緑が多い】
とりあえず中央高速に乗ってみましたが、案の定渋滞が。
特に八王子料金所から先はかなり混んでいるようですので、無理せず八王子ICで降りて、甲州街道(R20)に乗ります。
甲州街道の八王子~高尾の辺りは銀杏並木がとても綺麗です。特に紅葉の季節は、両側に真っ黄色の壁ができ、青空の日などはとても良いコントラストになって、すごくステキなのですが…ごらんのように数本は黄色くなり始めていますが、もうちょっとかかるようですね。
そうそう、この頃になると、雲の合間から青空も若干見え始めました。うまくこのまま夕方まで保てばいいのですが、さてどうなることやら…。
【秋山街道もこれからという感じ】
高尾山下の大垂水峠を抜け、ホームコースである相模湖を見ながらさがみ湖ピクニックランドの前で県道に入ります。
いつもならここから道志みち(R413)に出て山中湖に抜けていくのですが、今日はあくまで「近場を散歩」がコンセプトなので、そのまま秋山街道を都留に向けて抜けていくことにします。
この道は甲州街道(R20)や道志みち(R413)の抜け道的な道で、ほとんど通行量はなく、道も所々狭めなところもありますが、全線綺麗に整備されていて、とても走りやすい道で、私のお気に入りの道の1つです。
今回もすいている田舎道を、気持ちよく走ることができました。
そうそう、紅葉はやっぱりまだまだで、場所や木によっては紅葉しているものもあるのですが、山全体が…ということにはなっておらず、あと1~2週間後が見頃かなぁ…という感じでした。
【リニア見学センター】
秋山街道の終点は都留です。
都留と言えば、最近実験線が延長されたり、東側のルートが確定したりしたリニアモーターカーの実験線があります。ちなみに実験線の車両基地は秋山街道の終点付近の道ばたにあり、いきなり現れるそれは、最初見た時には結構びっくりする物でした。
この実験の啓発施設兼、体験試乗を行っていた時は乗降駅となっていたのが、山梨県立リニア見学センターです。
現在は体験試乗を行っていませんので、単に原理等々を啓発広報する施設なのですが、これまで行ったことがなかったため、立ち寄ってみることにしました。 施設は1階がおみやげ屋さん、2階が基本的な原理等を解説する展示、3階が実際の実験線を見ることができる展望施設にリニアモーターカーの解説が若干あるという、簡単な施設でした。
この日は実験走行がなかったので単に施設を見ただけですが、目の前を実験線が走るのを見るととても感動するのでしょうね?
ちなみに実は昔に2度ほど体験試乗を応募したことがあるのですが、2度とも外れてしまいました。またぜひとも復活させて欲しいものです。
でも、大阪が今まで以上に日帰り圏になると、出張がした後職場に戻ってそのまま仕事をさせられてどんどんつらくなるのでイヤと言えばイヤなんですけどねぇ。。。技術の進歩と痛し痒しですね。
【錦秋ってこういうのを言うんでしょうね!】
さて、都留を後にして大月から山に登ると、そこは一面の紅葉が!
この頃になると、天気もそこココ良く、光の加減も良くって、山一面の紅葉がとっても綺麗に栄えてすごくステキでした。
問題なのは、ちょっとそこまでって感じだし、天気が悪いかも…と考えてしまい、一眼レフを持ってこなかったことです。
コンパクトデジカメでもそこそこは撮れるのですが、やはり私の腕では機械におんぶにだっこなのは否めないため、やはり一眼レフがあればと本気で後悔したのです。
やはり天気が悪くなりそうでも一眼レフは持って歩いたほうが、後悔が無くって良いですね。
【松姫峠】
この大月から奥多摩湖に抜ける峠は「松姫峠」と言います。
この道、大月側から登ると深城ダムを越えると道幅も1.5車線のところが増えるので車もほとんど走っていませんし、静かにトコトコお散歩するのにはとっても良い道なのです。
しかも、峠付近では、奥多摩の山々がとっても綺麗な展望を見せてくれ、遠くに(この写真でも写っていますが)富士山も見ることができる、実はとってもオススメの場所だったりするのです。
その道がこんなに紅葉で綺麗なら、すばらしさ倍増!
来て良かったなぁぁとつくづく思いました。
【奥多摩周遊道路もこれからという感じ】
峠から下りきった小菅村を抜けると、すぐに奥多摩湖が見えてきます。 やはり山の天気というのは本当にふしぎなもので、峠一つ越えて降りてきたら空にはかなり多くの雲が。
ルート的には、そのままダムを越えて青梅経由で帰るのか、奥多摩周遊道路から五日市に抜けて帰るのかという2つのルートがあるのですが、今回は何となく奥多摩周遊道路を選んでしましました。
それにしても、峠の、というか山の反対側に来たに過ぎないのですが、錦色に染まっていた南側とは違い、紅葉はまだまだという感じ。自然というのは本当にふしぎですね。
【エピローグ】
周遊道路では、CBR250のオーナーズグループ(20台以上いたと思います)の後ろについて、峠をそこそこのペースで楽しんだあとは、「都民の森」駐車場で最後の休憩をしました。 この写真は、秋の交通運動の際に、マンガ「ばくおん」とコラボした警視庁のイベントの残り香。
実はこのマンガのファンでもありますので、このイベントに来たかったのですが、イベントがあった日にどうしても外せない用事があったため、こちらには来れませんでしたので、この看板を見れただけでも良かった可と思いました。
それにしてもこのキャッチコピー「そよ風ぐらいがちょうどいい」。
確かにその通りなのですが、なかなかそよ風のようにスムーズには走れていないのが残念。もっと精進しないといけないですね。
このあと休憩が終わって発進するときにいきなりのエンストでバイクを倒しかけ、周囲にいた皆さんに助けてもらいました。あ~恥ずかしかった~!助けてくれた皆さんありがとうございました。
自宅に着いたのは16:40ごろ。
時間にして約7時間半だけど、走行距離はたった260kmという、最近多かった弾丸ツーリングとは全く違う、風景なんかを堪能しながらのゆっくりとしたお散歩ツーリングでしたが、時にはこんなツーリングも良いなぁと思いました。
今シーズンも、しっかりとしたツーリングにいけそうなのは後1度ぐらいでしょうか。
季節的には北は厳しそうですが、今日のようにまったりとリフレッシュできるツーリングができればいいなぁとお思っています。さてどこが良いでしょうかねぇ?(笑)
走行距離 : 約 260km
所要時間 : 約 7時間45分
平均燃費
: 17.4km/L
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