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2012年1月 9日 (月)

ユピテル バイクナビ ATLAS MCN43si その2 バイクへの設置

 ユピテルのバイクナビ ATLAS MCN43siのレビューその2、設置編です(画像はクリックすると大きくなります)

Simg_1931  前にも書きましたが、現在は、左の写真にあるGARMINのnuvi205Wを、PrjektDの「Universal Device MountⅡ」に、205W用RAMマウントを使って設置し、電源をサインハウスのパワーケーブルを使って取っています(これらの設置に関する記事は、こちらこちら)。

 このシステムはラムマウントの微妙な穴ズレのためにステーを作ったり、穴あけしたりしなければならなかったのですが、それ以外は非常にシンプルで簡単に作業・設置することができていました。

 

 

Simg_1934  まず、今までのRAMマウントを外して、MCNのクレードルを設置しなければならないのですが、ここで大きな問題が発生!

 クレードル穴自体はそのまま使えるのですが、問題は、クレードルのケーブルが出てきている位置が高すぎるのと、そのケーブル自体がかなり固いので、マウントとケーブルが干渉してしまうのです。

 あと1~2cmで良いのでもうすこし下からケーブルを出してくれると、問題は全くないと思います。みんながみんなサインハウスのマウントを使うわけではないので、この辺は少し配慮して欲しい点ですね。

Simg_1971  しかたがないので、道具箱をあさってみると10mmのアルミカラーが出てきました。しかし当然これを使うと、付属のねじは使えませんから、あわててホームセンターに駆け込み、M4×40mmのステンレス皿ねじを買ってきました。

 その結果、写真のような形で設置することができ、事なきを得ました。1400GTRでProjektDのマウントを使われる方は一工夫が必要ですので気をつけてください。 

 

 

Simg_6002  さて、電源ケーブルの設置をしなければならないのですが、これも問題が。

 サインハウスのパワーケーブルはもちろん、車やバイクの電装品についてはいろいろなモノをいじってきましたが(それこそ韓国内で売っているモノも含め)、それらのいずれも、マイナスはボディから取るためにクワガタ端子か丸形端子であるのが普通でした。

 プラスはもちろんいろいろなタイプがありますが、ギボシ端子を使う場合は、普通は、バッテリーに近い方がスリーブで覆われているメスを使い、実質的にマイナスとなっている=仮にボディに触れても問題ない製品側が、スリーブで覆われていないオスを使うというのが、ギボシ端子の普通の使い方です。

 実際、サインハウスのパワーケーブルもそうなっていますし、concours14で電源を取るために車体側で最初から用意されているフリーの端子も当然メスがついています(写真参照)。

Simg_1939 しかし、このMCNの電源コードはなんと、プラス線にはメスのギボシ端子が、マイナス線にはオスのギボシ端子がついています。

 もちろん、付属品には、これらを変換するケーブルが付いているわけではなく、作業をする人が自分で用意しなければならないのです(しかも、バッテリーから来るプラス線に、通常であればメスを使用しなければならい所にオスの端子を使用することを求めている訳です!)。

 私のように、これまでもDIYをしてきて、電工ペンチもギボシ端子も、丸形端子も持っているという者なら「なんだかなぁ~、面倒くせぇなぁ~」で済むのですが、全く何も持っていない人なら、きっと途方に暮れていることでしょう。

 しかも取扱説明書には、プラス側に「キー操作に連動して電源がON/OFFできる配線へ接続する」との文章があるだけで図示は無く、マイナス側に至っては、それすら書かれていません。またその図ではプラス・マイナス表示すらなく、かろうじてヒューズの図があるので、こちらがプラス側だと解る程度であり、取扱説明書自体も白黒印刷で、コードは全て白ですので、「+」「-」表記がないので、どちらがどちらかは一切解らない、きわめて不親切な取扱説明書になっています(メーカーホームページにある図(←リンク先の「接続先と構成図」とあるのがそれ)から、端子の写真を除いたモノが取扱説明書に記載されているモノ。)。

Simg_1940 やはり製品としては、業者取り付けを前提とするのではなく、買った人が自分で取り付けられるような説明を記すべきで(外箱・取扱説明書には「取り付けは確実に行ってください」とご丁寧に書いていますが、どうやって取り付けを「確実に行」うのでしょう?)、業者取り付けを前提とするなら、そう書くべきです。この点、メーカーとしてはきわめて不誠実といわざるを得ないと思います。

 結局今回は、プラス側に「オス-オス」のケーブルを、マイナス側に「丸形端子-メス」のケーブルを作成して対応することにしました。

 

 

Simg_1959_2  最後にクレードルを設置し、配線を行って仕上げをするのですが、先にクレードルをマウントに設置しているので、ココは素直にいったのですが、配線ととりあえずの有線ヘッドセット用のイヤホンジャックの設置です。

 まず、イヤホンジャックの設置ですが、いろいろと考えた末に、クレードルの横に、マウントにタイラップで仮止めしました。

 

 ここでまたしても問題発生。

Simg_1958  いろいろとあそこでもない、ココでもないと場所を探しているうちに、どうやらどこかですれてしまって、コードの被膜が少しはげてしまったようです。なんと中の銅線が少し見えてしまっています。あわててビニールテープで補強をしたのですが、ハンドル周りに設置されることも多いであろうイヤホンジャックのコードの被膜がこんなに薄いというのは、果たしていかがなモノかと正直思ってしまいました。

 ハンドル周りにあるというのは、逆に言えばハンドルの動きによって、コードは引っ張られたりするわけですから、どうしてもいろんなところですれてしまう可能性もあるわけです。

 なのに、こんなに簡単にはげてしまうというのは…。やはり大丈夫かなぁ…と思わざるを得ないのが正直なところです。

 また、このナビの特徴として、オプションが充実していることがあげられ、レーダーユニットをつければレーダー探知機機能もまかなえますし、操作パネルをつければ手元でズーム等々ができるという機能も持っています。

 そのため、クレードルからの線が真ん中で分岐され、レーダー用、操作パネル用、イヤホンジャック用、電源用と全部で4本に(コード数だけなら5本に)分岐されるのですが、その分岐点のところがまたそれなりの大きさであり、かつそれぞれが防水機能を考えたソケットになっており、それなりの長さのコードと相まって、非常に物理的な体積を持っています。

Simg_1961  しかも、先に設置した電源コードには当然トランスがありますので(しかも、サインハウスのよりも1まわり大きい)、その分のスペースも当然必要になってきます。

 オプションが使えるというのは武器ではあります。しかし、全員が使うわけでもありません。変圧器と分岐と、それなりのマスがあるモノが2つもあるというのは、我がconcours14のように大きなカウルを有しているバイクならともかく、ほとんどスペースに余裕が無い最近のバイク、特にネイキッドやオフ車などでは、上手く設置しようとすると、相当頭を悩ませるのではないでしょうか?

Simg_1964 「バイク専用」を謳うのであれば、単に操作性等だけではなく、設置の段階からバイクのことをよく考えて設計をして欲しいと思います。

   なんだかんだで設置した結果がこちらの写真の通り。205Wと同じような感じで取り付けることができました。一応念のため起動させて、ヘッドフォン端子からヘッドフォンで聴いてみましたが、問題はなさそう。

 以上、設置編のレビューですが、結構辛口になってしまいました。

 逆に言うと、GARMIN nuvi205WとRAM+サインハウスパワーケーブルの組み合わせがいかにシンプルであり、わかりやすいかということの裏返しだと思います。これがGARMINでも、MCNと同じような機能を持っているZUMO660だともう少し面倒なのかもしれませんので、あくまでもこのシステムとの比較ということでご了解いただければと思います。

 ナビの使い勝手、性能等は実際に走ってみてレポートしたいと思います。

 

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コメント

オスメスともに変換して、メスはボルトにつけるのはわかるのですが、オスはどこにつなげるのでしょうか?
初心者でよくわからないので、追加で買わないといけないものを含めて詳しく教えていただければ嬉しいです。

投稿: 布川 | 2016年6月16日 (木) 11時40分

布川さんこんにちは。

 まず、ナビの配線図に書いてある「キー操作に連動して電源がON/OFFできる配線へ接続する」を探す必要があります。
 1400GTRは本文にあるようにフロントとシート下にすでにギボシ端子が来ていますのでそれを利用します。布川さんのバイクにはそれがありますでしょうか?あればそれを使うのが一番簡単です。

 なければ、よくあるのがホーンやウィンカーの配線に割り込ませるのですが、ハーネスを切ったりクリップ型のコネクターを使って電源を取り出します。
 ただ、ハーネスに手を入れるというのが精神的には良くないので、私はヒューズから取り出すことが多いです。
 「平形ヒューズ電源」といったような名前で、ヒューズにコードが付いていて電源を取り出せる物がエーモンとかから出されていますので、それを使うのが一番簡単です(ただし、ヒューズボックスのふたが閉まらなくなりますので、その処理は考えてください。)。

 ヒューズから取り出したコード、もしくはホーン等に割り込ませたコードがプラスになりますので、ナビの赤いコードと結線します(ギボシ端子を使うのが後々便利かと。)。
 マイナスは通電するボルトを探して共締めすれば良いと思います。

 取り出した電源コードとボルトからのマイナスコードを電検テスターを使って、キーのON/OFFにあわせて、通電したり切れたりするかを確認してから結線してください。

 なお、結線の順番ですが、バイクのメインキーは必ずオフにした上で、マイナス側→プラス側の順番に結線してください。

 ところで、必要な物ですが、
 ・ 電源を取り出すアイテム(ヒューズ電源等)
 ・ ギボシ端子(オス・メス・それぞれのブーツ)
 ・ コード(必要があれば。色はお好きな物で。)
 ・ 電工ペンチ(ギボシ端子をコードに付けるのに使います)
 ・ テスター(通電するボルトを探します。12V対応なら「検電テスター」といった簡易な物でok)
といったところでしょうか。
 電工ペンチとテスターは、カー用品屋さんやホームセンターなどでセットになっているヤツもありますので、それで十分です。それぞれ1本あると、今後色々と活用できますので便利ですよ。

 ということで、わかりましたでしょうか?
 
 電気系に限らず、DIYはあくまでも自己責任で行ってくださいね。何かあっても私は責任は一切取りませんので。
 不安なようでしたら、どなたかわかる人、もしくは行きつけのバイク屋さんに確認してもらうというのが良いと思います。

 

投稿: Taku.Min | 2016年6月16日 (木) 23時33分

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